検索窓
今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:70,252 hit

ページ7

適当に報告して、直が「もうええやろ?」と圧をかけたため、俺達は早めに開放された。

んで、一体身なりを整えて街へと繰り出しました。

数時間前まで命をかけた戦いをしていたとは思えないほどウキウキとしている直に若干引くが、まぁ楽しそうならいいか。

お店に入り、片っ端からアクセサリーの場所を眺めに行く。しかし中々お気に召すものがないらしく、次へ次へと店を変えている。


「んっ!これや、これとか似合うんやないか?」

『んー?これ、レザーじゃん蒸れそう』

「別に直接つけるわけやないんやし、それにシンプルやし…ええやろ?金は俺持ちやし」

「いや、金は俺が」


チョーカーを奪おうと思ったがひょいと避けられる。ここで揉めたら店側の迷惑になるため、大人しく従うそれに独り身の俺より禪院の直の方が金持ってるだろ。
レジでお金を払った直はウキウキとコチラに戻ってきて、ニコリと笑いながらチョーカーの入った小袋を顔のちかくちのちかくにもっていく


「付けさせて♡」

『は?術式書き込んでないもん付けても仕方ねーしやだわ』

「ほんなら、術式書き込んだ後でええからさぁ」


お願いお願いと執拗いので、しょうがないと承諾しておく。術式自体5分もあればできるものだし、パパっとやって帰ってしまおう。
_________
術式をチョーカーに書き込む間は、禪院家の直の部屋にお邪魔する事にした。買ってもらったチョーカーを取りだし、なるべく早く慎重にと集中して目の前のチョーカーに向かっている。




.




『よし、出来た』

「ん、じゃあ貸してや」


あ、あぁ……そう言えばつけさせるって話だったな。
元からつけていたチョーカーを外し、今術式を書いた方を直に渡す。
チョーカーを受け取った直は、ずいっと近付いてきて首元にチョーカーを滑らせてくる。何か少し恥ずかしくそっぽを向いてしまう。
すると何を思ったのか、直が、耳に息をふきかけてくる。思わずビクリと反応し後ろに下がる。


『何すんだよ!』

「えー?Aが可愛らしい仕草するから、悪戯したろう思て」

『男が男にかわいいって言われても嬉しくねぇからな!?』


そんなに離れたらチョーカー付けれへんやろとぷりぷり怒り出す、いやお前が耳に息ふきかけて来たから下がったんだろうが。


「ハイ!出来た、俺からのクリスマスプレゼントやで〜?」

『ハイハイ、ありがとうな』

「今日は泊まってく?」

『いや、東京に行く』

「ふ〜ん、ま、ええわ。いってきや」

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (221 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1073人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪だるま - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます! (2021年4月10日 15時) (レス) id: db12e25c78 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 続編おめでとうございます!これからも、更新頑張ってください! (2021年4月6日 11時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杜若 | 作成日時:2021年4月6日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。