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時は経ち、私は一級呪術師として全国を駆け回り、五条は、呪高の先生となっていた。
今日も今日とて任務をこなそうと任務地に向かっている途中だった。悟から突然連絡があり、「Aが受けてる任務の俺が倒したから早く高専に来い」とだけ言い切られた。早くも何も行く予定なんてなかったし。
まぁ仕方がないし、取りあえず行き先を変え学校目指すしか無かった。
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『うわぁ…久しぶり。ここを通るのも』
卒業して以来あまり顔を出さなかったため、本当に何年ぶりに敷地内を通るのだろう。空もこんなに晴れ気分がいい、ウキウキと歩いていると後ろから声をかけられる。
そこにいたのは任務帰りであろう真希ちゃんが立っていた。横の子は知らない子だけど多分同級生あたりだろう。
『久しぶり真希ちゃん』
「おう、今日は悟に呼ばれたのか?」
『?そうだけれど、なんで悟の名前が』
「だってアイツ私らの担任だし」
五条が担任…?
TA N NI N!?!?!?
あの五条が担任とか不安要素しかなくない?いやむしろ強さの面で見たら安心できるのか?
「そうそう、僕ってば今一年の担任なんだよね〜」
『アンタが、信じられ……うっわ!?急に現れないでよ!』
「久しぶりA、全然来てくれなかったから僕寂しかったんだよ?」
『あー、ハイハイ。
どうせアンタも任務とかで世界中駆け回ってんだからここに来たって居ないこと多いでしょうが、それより職員室行きたいんだけれども』
お土産はー?と見てくる五条に対して腹に殴りを入れ、スタスタと歩き出す。殴りを入れられた本人は、無下限で防いでいた為ダメージはゼロという雰囲気だった。
「俺の生徒可愛いだろ」
『真希が可愛いのは前から知ってる、それより横のアレ何?』
「やっぱりお前は気が付くか、お前をここに呼んだのは彼の事。」
『だろうと思った後でちゃんと説明してよ』
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七巳流 - 答えられないのだが、パスワード教えてくれ。 (2022年7月16日 12時) (レス) @page33 id: 5347ef430e (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 完結おめでとうございます。素敵な小説でした。次の作品「10譛?1譌・19譎よク玖ーキ-繝上Ο繧ヲ繧」繝ウ」のパスワードを教えてください。 (2021年7月14日 7時) (レス) id: be99c0bfdf (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 完結の後話も甚爾さんと夢主さん絡みの事なのでしょか? 見れないですもっともっと出来れば二人の事見ていたいです (2021年7月13日 1時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 悲しい所もあるけど甚爾さん達の所もっともっと続きが見たい甚爾さんと五条さん絡みも (2021年4月29日 1時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
杜若(プロフ) - マリアさん» コメントありがとうございます!甚爾さんの話書きたすぎてこじれた結果がこの作品です……のんびりゆっくり更新しますので気長に待ってもらえれば嬉しいです…… (2021年4月4日 12時) (レス) id: 06c98d5373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杜若 | 作成日時:2021年4月3日 9時