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五条が伏黒家に入る少し前…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
五条は、伏黒恵に話しかけていた。
｢君のお父さんさ、禪院っていういいとこの呪術師の家系なんだけど、僕が引くレベルのろくでなしでお家出て君を作ったってわけ｣
五条は、恵に君も見える側だし持ってる側でしょ、と言った。その間恵は表情を変えることなくその場に立っていた。
｢禪院家は
術式を理解するのが大体4〜6歳売買のタイミングとしてはベターだよね。
恵君はさ、君のお父さんが禪院家に対して取っておいた最高のカードだったんだよ｣
ムカつくでしょ、と話を続ける五条はその場に軽く腰を下ろしニヤニヤとしながら、彼に対して｢君の父親は自分が殺した｣と説明をしようとした。
｢別に、アイツが死んだのは知ってる。
でも、今ので話は大体分かった。
津美紀の母親もアイツが死んだと同時期位に帰ってこなくなった。
俺達は用済みで…さ……２人で宜しくやってろって事だろ｣
小学1年とは思えないほどしっかりとしており、｢本当に小一？｣と聞いてしまった五条。まあいいやと立ち上がり本題に入った。
｢君はどうしたい？禪院家に行きたい？｣
｢津美紀はどうなる？そこに行けば津美紀は幸せになれるのか？それ次第だ｣
｢ない、100％ない
それは断言出来る。｣
｢……っ｣
五条がポン、と恵の頭に手を置いた時だった。
家の二階から、津美紀が顔を出し。
｢恵ー！Aお姉さん来てるよー！豚のしょうが焼きだってー！｣
｢！わかっ｣
｢…A？……まさか｣
｢おいっ！人の家に勝手に！｣
五条は、目の前の恵を避け、家へと上がる。
音がする方へと近付くと知り合いの呪力を感じる。
戸を開けるとそこには、エプロンを着け、台所で何かを作っているAが居た。
『おかえり恵くん、今、ご飯作ってるから先にお風呂とか済ませちゃ……五条！？』
｢お前、最近外泊多いと思ってたらこんなトコに来てたのかよ｣
その姿を見て五条は安堵する、Aの事をそれなりに知っている自分からしてみれば、こっそり傑に会う、なんて考えられる事だったから。
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呪魂について補足
・一つ一つに意思がある。
(そのため勝手に出てくる事も多々ある)
・形状変化可能
(刀のようにもなるし、分裂圧縮して勢いよく対象にぶつけ遠距離攻撃も可)
・呪魂は呪いの塊
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七巳流 - 答えられないのだが、パスワード教えてくれ。 (2022年7月16日 12時) (
レス) @page33 id: 5347ef430e (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 完結おめでとうございます。素敵な小説でした。次の作品「10譛?1譌･19譎よｸ玖ｰｷ-繝上Ο繧ｦ繧｣繝ｳ」のパスワードを教えてください。 (2021年7月14日 7時) (レス) id: be99c0bfdf (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 完結の後話も甚爾さんと夢主さん絡みの事なのでしょか？ 見れないですもっともっと出来れば二人の事見ていたいです (2021年7月13日 1時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 悲しい所もあるけど甚爾さん達の所もっともっと続きが見たい甚爾さんと五条さん絡みも (2021年4月29日 1時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
杜若(プロフ) - マリアさん» コメントありがとうございます！甚爾さんの話書きたすぎてこじれた結果がこの作品です……のんびりゆっくり更新しますので気長に待ってもらえれば嬉しいです…… (2021年4月4日 12時) (レス) id: 06c98d5373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杜若 | 作成日時：2021年4月3日 9時
