ウブでヘタレな黒尾くん【黒尾鉄朗】

おかえり ページ39

ザーッ


今は食器を洗っている


母は既におつかれのようで、睡魔に負けてしまった




ガチャっ




貴方「あれ、帰ってきたかな」




キュッと音を立てて水を止めると、すぐに音のした方へと向かっていった




貴方「京治おかえりー…って、あれれ」




赤葦「ごめん、姉さん…ついてきちゃった、この人たち」





黒尾「やっほー♪」


木兎「さっきぶりー！」




貴方「ありゃぁ…まあいいや、上がって」




「「おじゃましまーす」」



京治「家に帰ろうとしたら黒尾さんが木兎さんを梟谷まで連れてきてさ…」ｺｿｯ




貴方「そうだったの？音駒から梟谷は結構遠いのに、なんでわざわざ送ったんだろね」




赤葦「あー…ね。。俺に会った口実で姉さんに会いたいからに決まってるでしょ((ｺｿｯ」




貴方「え、なんて？」




赤葦「いや、なんでも？」




貴方「そか、二人ともご飯は食べたの？」



黒尾「肉まん食ってきた！」


木兎「俺も！」



貴方「そう、じゃあもう大丈夫だね。私の部屋に行ってていいよ」



赤葦「いや、俺の部屋にしよう」





貴方「そう？分かった、じゃあそうしようか。てことで先に行っておいて。お皿洗ったらすぐに行くから」




黒尾「ほーいよ」




木兎「赤葦の部屋久しぶりかも！」




黒尾「えー、そーかぁ？w」




木兎「覚えてねぇけどなー！w」



ﾜﾊﾊｰ!





そんなおバカな会話をしている二人とともに京治も自室へと消えていった



……さて、早く食器を洗わないと

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