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大魔王も揃ったところで改めて乾杯をし
早速、隼人くん自慢が始まる。
「いやー、俺はいい部下を持ったね!
こいつはやると思ってたよ昔から」
西島「いやいや、全然」
「やっぱり俺の見る目は間違いじゃなかった!
世話した甲斐があったわ」
西島「本当、いつもお世話になってます」
咲良「何が世話してやった〜だよって。
自分のお手柄みたいに言っちゃって気持ち悪ーい。」
『聞こえちゃうから静かにー!』
咲良「何なら聞かせてあげたい。」
『こらこら。笑』
咲良「あーあ、帰りたいなぁー。
美味しいものも不味くなる」
一体何を彼女にここまで言わせるようなことをしたのかとも思うけど
心の中ではスタンディングオベーションをしたくなる程の大共感。
どうせ割り勘だし、だったらしげちゃん達と飲みたかったなって。
長野「隼人、次何飲む?」
長野さんが隼人くんを"隼人"と呼ぶ声に思わず反応する。
西島「あー、じゃあビールで」
長野「はーいっ」
呼び捨てで呼ぶ程、仲良いんだあの2人。
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「西島は今、彼女とかいないの?」
西島「あー…」
その瞬間、隼人くんと目が合った気がした。
西島「"まだ"いないっすかね。笑」
私を見て"まだ"と強調した隼人くんに思わず照れる。
「あれ?長野も確か彼氏いないよな?」
長野「あ、はい」
「西島なんかいいんじゃないのー?」
西島「いやいやいや。笑」
長野「私はいいんですけど隼人が、ね?」
「おっ?長野はありだってよ西島。
仕事もできるし、気配りもできるし
西島には長野みたいな嫁さんがいいよ」
そんな話を片耳で聞きながら、ビールをグイッと流し込む。
咲良「なんで年寄りって気に入った部下同士くっ付けようとするのかね?」
『んね、』
なんだか気分が悪い。
咲良「じじいの話なんてまともに聞いちゃダメだからね?」
大魔王の発言に私のことを気にしてか、そんなこと言ってくる。
『別に気にしてないよー?』
咲良「その割に飲むスピードあがってるけど」
『枝豆が美味しいからビールが進んじゃうんですー!』
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小瀧ふぅ____(?)(プロフ) - 続きを楽しみにしてます! (2020年4月3日 0時) (レス) id: e1a2be3bd0 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 続編が早くみたい、、、感情移入してしまって大号泣です (2020年4月2日 23時) (レス) id: 006f84bdda (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - 続編楽しみです! (2020年3月31日 22時) (レス) id: a6ba77e953 (このIDを非表示/違反報告)
mydai25(プロフ) - 続編が気になります! (2020年3月29日 11時) (レス) id: 6291c4635d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょびすこ | 作成日時:2020年3月17日 7時