信頼しているぞ ページ49
北「そして、この残酷な状況の中もう１つ俺達生徒にとって悲惨なことがある。
それは、プロデューサーだ」
まい「(それ、現プロデューサーを前に普通いうか？いや、普通は言わないな)」
北「今まで来たプロデューサー達は簡単に言えば俺達生徒の邪魔をしてきた。
その邪魔してきた内容はユニット練習中に話かけてきたり、休憩時にはすがり付いて
中々離れなかったり、休み時間などは目をつけた生徒または全員に媚びを売ってくる
昼休みなどは毎日のように一緒に食べようだのとしつこく付きまとってくる。
それは部活でも委員会でもどこでも同じだ。」
まい「(何それ、めっちゃ最悪やん)」
北「俺達生徒は残酷な学校生活にさらにプロデューサーといった最悪な存在を
与えられてしまったまるで、地獄のような生活だ」
まい「(だろうな！)」
北「だからだ、夢野、夢咲。だから俺は二人が転校してきたとき目をそむけ
関わらないようにした。それは俺だけじゃない夢ノ咲学院アイドル科の生徒全員だ」
まい「(うん、知ってる。)」
北「俺達生徒は怯えているんだまた、プロデューサーがいなくなったと思ったら
また来て同じように付きまとってくる。それが何回も何回も繰り返される
恐怖の日々と言っても間違いはない。」
まい「(俺は思った、今までのやつらそんなにヤバかったのかよと)」
北「だがな、夢咲、夢野」
まい「(ん？)」
北「俺は何故だか二人は違うと思うんだ。それは性格、服装はもちろん俺達に対しての態度
全てが今までのやつらと違う。安心できる、怯える必要はない信頼できる
と思えてしまうんだ。本当に何故だろうな。」
まい「(知らねぇよ！)」
北「だが、これは俺だけじゃなく衣更もそう思っていると思う。俺も衣更も昨日の
間で二人に対する気持ちが変わったんだろうな。」
まい「(....)」
北「俺達はまだ二人のことは詳しくは知らない、でも、二人がこの残酷な状況の
夢ノ咲学院を変えてくれるのではないかと俺と衣更は思っている。信頼してるぞ二人共
それじゃ、もう授業が始まるから俺は行くな。」
ﾄｺﾄｺﾄｺ ｶﾞﾗｯ ﾊﾞﾀﾝ
まな「ねぇ、まい〜」ﾑｸ まい「ん〜？」
まな「あんま昨日あったばっかのやつを信頼しない方がいいと思わない？だって
もしかしたら僕達ある意味氷鷹達のこと裏切っちゃうかもしんないじゃんねぇ〜w」
まい「そうだなwある意味」
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