非現実 ページ42
これは現実なんだろうか。
幻を見てる?疲れすぎ?
なんでこうなった。
裕太「そこで偶然人1にあって!連れてきちゃった!」
さとみ「人1ちゃん!ひさしぶりだね!入って入って!」
人1「お久しぶりです。」
そりゃあそうだ。旬先生とさとみ先生は夫婦なのだ。旬先生がいれば、さとみ先生もいるよな。
ていうか、お兄ちゃんが旬先生"達"って言ったときに気付いて帰るべきだった。
まあ、今日だけだろうし我慢しよ。
さとみ「それにしても、人1ちゃんきれいになったね。」
裕太「さとみ先生もそう思います?俺も思いました。」
さとみ専制ってこんなに能天気な人だっけ?
気まずいと思っているのは私だけ?
旬「さとみに遠慮をもとめても無駄だぞ。あいつも酔ってる。」
人1「そうですか。」
心読まれたー。
旬「あれから体調はどうだ。」
人1「どうもなにも、良好ですよ。」
旬「そうか。あれからなにかあったか?」
人1「どういう意味ですか?」
旬「あの日、何があったか知りたいか。」
人1「.........」
あのひのことはなるべく考えないようにしていた。
あの後私も大人になった。
その頭で、先生たちがあんなに
乱れていたのは、何かあったから。その何かは、当時の私が背負うには重すぎて先生たちがその主にから遠ざけていたのかもしれない。
そんな都合のいいことを考えるようになった。
人1「まだあの病院にいますか?」
旬「ああ。」
人1「もう少し待っていただけますか。自分の整理がついたら、私からせんせいたちのもとに伺います。」
旬「そうか。待ってるよ。」
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作者名:RiNNA | 作成日時:2019年1月8日 23時