黙りやがれ公子様 【3】

飛び蹴り ページ15

セノくんを細かく知るまで黙りやがれ公子様完結できないですぜ
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「Aちゃん、あと1枚脱いじゃったらほぼほぼ裸だね♡」


『黙りなさい、卑猥な思考は今すぐ消すのだ』


私はもう開き直って(？)「これが私のファッションですが？」という体で下着を隠さずにいる


これすごいメンタルいる。鋼じゃ使いもんにならない。ダイヤモンド、ダイヤモンドのメンタル使わなきゃ


てか近くにいる鍾離さんバトル開始時からずっと無言で見てきててマジ怖いんですけど


『てか私嫁入り前に男の人の裸見ても大丈夫そ？』


「君も嫁入り前なのに男にほぼ裸を見せちゃったね♡この責任は喜んで俺が結婚で負うよ♡」


ウォーミングアップのように手をブラブラさせたり拳を作ったりしてタルタリヤさんと会話をする


『そのふざけた言葉言えないようにしてやりますわ』


「やっとヤ る気になったみたいだね」


『何言ってんだ私は最初から殺る気ですけど？？？』





4回戦

「『アウト！セーフ！よよいのよい！！』」


タルタリヤ チョキ

A パー



『あわわわわわわわわわわわわ』


「もう俺負けて良い………」


先程止まったばかりの鼻血を出しながらサムズアップを私にして見せたタルタリヤさんに私はめちゃくちゃに焦っていた


「ほらAちゃん、脱いで？」


鼻血を出しながらにっこり笑っているタルタリヤさんにビビりながら覚悟を決めてボトムスに手をかけたその時












「Aーーーーー！！ちょっと話が………………………………………….……は？？？」


『あ……や、やっほー。胡桃………』





ドアが壊れるんじゃないかというくらい思いっきりドアを開けた胡桃に私は手を振る


瞬間


胡桃の飛び蹴りが私に直撃した





ーーーーー

『ハッ！ここはどこ？！私は誰？！』


「残念ですが、娘さんは記憶に問題が……」


「そんな…先生……！Aの記憶は戻るんですか？！」



「何してるの？鍾離さん、公子さん」


目が覚めるとソファの上、近くに鍾離さんとタルタリヤさんが


2人は謎の茶番をしていて私は目が覚めた瞬間から脳内はクエスチョンマークで埋め尽くされている


『え、？鍾離さん医者似合いすぎませんか？』


「A！バカな事言ってないで状況説明が先だからね」


いつもより声のトーンが低い胡桃に「あ、これかなり怒っている」と確信した私は言葉選びを慎重にここまでの経緯を説明した

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