第二章 幼少期 ページ5
『ん………んぅ……』
目が覚めたらそこは見知らぬ天井。足には綺麗に包帯が巻かれていた｡俺､どうなったんだっけ？
………ああ……俺倒れたんだ……んで……首の浮いてる奴に……
え……首が浮いてる？まあ…便利な身体だな…←驚けよ
取りあえず俺の刀を捜そう。そう思い布団から立った瞬間、物凄い立ち眩みがした…
スタスタ…
足音…そして人間…違う…妖怪の臭い……三人…いや四人だ……どうする……座ってとりあえず構える
?「早く起きねェかなぁ」
?「そう易々と起きる訳ないでしょう」
?「まだ三時間しか経ってねェよ｡これで起きたらガキじゃねーよ」
?「そう焦るな鯉伴｡時には待つことも大事じゃぞ」
此方に来る……いつでも攻撃出来るように構えるが……
『……うっ……視界が……』
スッ
襖が開く｡
一番最初に入ってきた黒髪の男とバッチリ目があった
しばらく続く沈黙｡
そんな中
ぐぅ〜
俺の腹の虫が鳴った
『……!///////』
鯉伴「お！やっぱ腹減ってたか｡丁度首無のお粥があるんだ。食うか？」
あの人首無って言うんだ…まんまだな
『……食っても良いのか？』
首無「ええ｡貴方の為に作ったのですから(ﾆｺｯ」
『……いただきます』
ｸﾝｸﾝ…
パクっ
首無「お味はどうですか？」
『…すっごく美味しい…』
首無「それはよかった！」
黙々と食べる｡本当に美味しい……
鴆「ところでお前ちゃんと親に飯食わせてもらってんのか？」
………
『…俺に親なんて居ない｡親戚も､兄弟も､誰も居ない。』
鴆「…そうか…」
すると大きな手が俺の頭にポンッと乗った
鯉伴「……辛かったよな……もう大丈夫だ……」
俺は引き寄せられ抱き締められた……暖かい……
鯉伴「親父､こいつも奴良組に入れる｡オレの子供として育てる」
ぬら「…このまま一人返すわけにも行かぬからな」
首無「私も賛成です｡」
鴆「俺も賛成する」
鯉伴「決まりだな｡名前を教えてくれるか？」
『A………』
鯉伴「Aか!いい名前だな｡オレは奴良鯉伴｡今日からお前の父親だ」
ぬら「わしはぬらりひょんじゃ｡おじいちゃんと呼んでくれ」
首無「首無です。よろしくお願いしますね｡お嬢」
鴆「俺ァ鴆だ｡よろしくな｡A」
『……よろしく』
俺に新しい家族が出来た｡何故かわからないがこの人達は悪い奴の臭いがしない………
俺は何故か心から護りたいと思った
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マッキー(プロフ) - 続きが読みたいです！もう更新しないんですか？ (2019年10月7日 11時) (
レス) id: c3dba65f60 (このIDを非表示/違反報告)
はろー - なにげに文豪キャラの名前出てる！ 更新頑張って！！ (2018年3月26日 22時) (レス) id: efcd350317 (このIDを非表示/違反報告)
シノギ(^o^)ｵﾜﾀ(プロフ) - 皆様のお陰で再開することが出来ました｡大変遅くなりましたが応援してくださりありがとうございます！ (2018年3月6日 16時) (レス) id: d0bed8f722 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2018年1月25日 8時) (レス) id: b478a7ecf3 (このIDを非表示/違反報告)
春歌 - 続きがすごく楽しみです!!頑張ってください♪ (2017年11月26日 21時) (レス) id: b5a85efb84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生 x他1人 | 作成日時：2016年12月19日 1時
