第三十四章 ページ40
ザワザワ……ザワザワ……
『……俺の独断で急遽総会を開くことになって申し訳ない。だがコレは件の事件に関して俺が導き出した答えである』
奴良組三代目 奴良リクオ
三代目補佐 博麗A
三代目補佐側近 犬神
奴良組二代目 奴良鯉伴
そして奴良組総大将 ぬらりひょん
何とかこれだけの面子が揃ってくれた
それ程今回の事件が深刻である事を示している
リクオ「……A」
『はい。簡潔に言うと 相手は異国の吸血鬼 ヴァンパイアである』
再びざわめき始める室内
「なぜ異国の妖がこの地に!?」
「異国の者がなぜ態々…」
首無「姫、何故その結論に?」
『首元の2つの噛み跡の様な傷。一滴の血も残っていない死体。夜にしかのそ被害を出さない夜行性…これらが全て当てはまるのがヴァンパイアだった。勿論、コチラにも吸血妖怪は居るがここまでの被害は出さないだろう』
毛倡妓「…確かに妙ではあるねぇ……」
『殺傷能力が高い上、相手の戦力は未知数だ。その上此方は既に戦力を削られているそこで俺と二代目から提案だ』
俺が下がり二代目が前に出る
鯉伴「被害は奴良組だけじゃねぇ他の組にも被害は及んでいる。もう分かるな?」
リクオ「他の組と一時的な同盟を結ぶと…?」
鯉伴「流石だ」
『大丈夫。異国の妖怪等に負ける程我々は貧弱か?否、日本妖怪が異国妖怪等には負けぬ。確かにここが異国の地であれば勝機は薄いかもしれない。だがここは我等の地。ましてや奴良組のシマだ。さぁ、縄張りを荒らす不埒な輩にお灸を沿えてやらねばな?』
「……そうだ我らが異国の者達に負けるはずなど無い!」
青田坊「力試しか!腕が鳴るなァ!」
黒田坊「奴良組を荒らした事後悔させてやらねばな」
どうやら俺の鼓舞は成功した様だな
鯉伴「流石だなァ…」
犬神「惚れ惚れするぜよ…」
外野が五月蝿いな(・∀・)
『同盟については近々会談を開こうと思う。拒否されればそれ迄だが承諾して貰えば大きな戦力と成りうるだろう』
ぬら「策は儂と練ろうかの」
リクオ「そうと決まれば行動あるのみ。牛鬼とじいちゃん、首無達は策を練ってくれまずはそれからだ」
上手く行ったようだ
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マッキー(プロフ) - 続きが読みたいです!もう更新しないんですか? (2019年10月7日 11時) (レス) id: c3dba65f60 (このIDを非表示/違反報告)
はろー - なにげに文豪キャラの名前出てる! 更新頑張って!! (2018年3月26日 22時) (レス) id: efcd350317 (このIDを非表示/違反報告)
シノギ(^o^)オワタ(プロフ) - 皆様のお陰で再開することが出来ました。大変遅くなりましたが応援してくださりありがとうございます! (2018年3月6日 16時) (レス) id: d0bed8f722 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2018年1月25日 8時) (レス) id: b478a7ecf3 (このIDを非表示/違反報告)
春歌 - 続きがすごく楽しみです!!頑張ってください♪ (2017年11月26日 21時) (レス) id: b5a85efb84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 x他1人 | 作成日時:2016年12月19日 1時