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可笑しい ページ20

Aside


英太に遅れた理由を聞かれたときはビビッた。
覚は気づいているかもしれないけど、他の人には上手く誤魔化せたよね?うん、そうだよね。


こういうときに、自分の表情筋が死んでいて良かったなと素直に思える。
もし私の表情筋が生きていたら....考えるだけで恐ろしい。


「A、大丈夫?何かボーッとしていたけど」

「え?あ、うん。大丈夫だよ」


昼食を食べ終わって、マネージャーである私達は皿洗いをしている。
潔子は「そう?具合悪いんだったらすぐに言ってね」と優しい言葉をかけてくれた。


潔子は本当に優しい。仁花ちゃんも、私を慕ってくれていて、マネの後輩がいない私にとってはとても可愛い存在だ。

「ありがとう、でもご心配無用。私、身体はすごく丈夫なの」と力こぶを見せるようにして腕に力を入れた。


「あはは、全然出来てないじゃん」と笑う潔子の笑顔は、直視出来ないほど眩しかった。
烏野の田中くんと西谷くんがあれだけメロメロになるのも分かる気がする。

...分かる気がするは失礼だな。
めっっっちゃ分かる。もう賛同の言葉しか出てこない。


「あの、A先輩!これはどこに置いたら良いのでしょうか....?」

「ん?あ、それはね、あそこの戸棚に入れておけばいいよ」

「シャチ!了解しました!」


ピシッと敬礼をしている仁花ちゃんはめちゃくちゃ可愛い。
思わず「いいなあ潔子。私もあんな可愛い後輩欲しかった」と口に出してしまう。

潔子は「ふふ、あげないからね」と悪戯っ子のような笑みを浮かべた。
羨ましすぎる、本当に。そして潔子が可愛い。



癒しの時間(皿洗い)が終わったあと、私は待ち伏せしていたと思われる英太に手を引かれて連行された。
その様子を見ていた潔子と仁花ちゃんは何かを勘違いしたのだろう。
気を遣うようにして二人でどこかに行ってしまった。

これ二人が思っているようなそういうのじゃないからちょっと待って行かないで!



手を引かれて連れてこられた場所は、部員達が使っている大部屋。
え、本当になに....?怖すぎて何も言えないんですけど.....??


「えーと、どこだったかなー.....」と何かを探している英太。
この謎の待ち時間に恐怖しか湧いてこないのは当たり前のことだと思う。(白目)



「お、あった」とカバンから何かを取り出した英太。
そしてこちらを振り向くと「A、手出せ」と言われたので言われた通りに手を出すと、英太はハンドクリームを私の手に塗り始めた。

keizi-yuki様リク:夢主ちゃん、キレる→←可笑しい



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設定タグ:ハイキュー , 白鳥沢 , ヤンデレ   
作品ジャンル:アニメ
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アニオタ - 頑張ってくださいね (2020年1月7日 15時) (レス) id: d1c92a9cd6 (このIDを非表示/違反報告)
秋霖時雨(プロフ) - ひぃん…すきです。何か夢主ちゃんの後輩になったら誰でもヤンデレになりそう。ヤンデレ製造メーカー… (2019年7月25日 23時) (レス) id: 3e489054ca (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - 頑張ってください! (2019年6月17日 12時) (レス) id: 0aafecf7b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - 操菜 荘椏さん» コメありがとうございます!なかなか更新出来ずに申し訳ありません! (2019年1月7日 17時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - ぬすさん» 返信遅れてすみません!応援ありがとうございます! (2019年1月7日 17時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゴリラ好きの人間。 | 作成日時:2017年6月25日 20時

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