【ハイキュー】ど う し て こ う な っ た 。【白鳥沢】

可笑しい ページ39

Aside


私はただ、部屋に忘れ物をしたことを思い出し、部屋に入っただけなんだ。


まだ時間に余裕はあるから大丈夫だろうなとか、軽く考えていたんだ。


「ああッ......♡Aさんの、使用済みタオル.....！いい匂い.......ッ」

「」


私の忘れ物.....もとい、タオルを顔に押しつけながら、男の象徴的なモノを触っていたチームメイトを見たときの対処法を誰か知りませんか？


幸い、こちらには気づいてなかったので静かに扉を閉めた。アイツは体育館にも行かず何やってんだ。その真意を聞きたい。いや、聞きたくない。



タオルなんてどうでもいい、と逃げようとしたけど、やっぱりタオルはあったほうが便利だ。

どこかに身を隠して待つのが得策だろうと思い立ち、隠れようとしたが、その時に「ン.....あ...ッ...」と言った喘ぎが聞こえた。



私はこの耳を今すぐ引きちぎってやりたかった。
きっと覚辺りが喜んで貰ってくれるよね、やってみようかな。


「ッ.....A、先輩......！....っ......うッ....」


そこからは「はぁ...はぁ.....、」という息遣いしか聞こえなかった。


....あ。そういうことね。(察した目)



私はゆらりと立ち上がると、全速力で体育館まで走っていった。



無理無理むりむり気持ち悪いやだ無理！！



尋常じゃない汗(正確には冷や汗)を流している私を見て、「大丈夫か？」と心配してくれる常識人と、無言でスポイトを持ってきて私の汗を採取しようとする非常識な奴とで分かれた。

無論、後者は天童覚とかいうゲス野郎だ。
私はそのスポイトを掴んで投げ捨てた。後悔はしていない。



心配してくれている部員に「大丈夫」と伝えて、潔子達のところへ行こうとした時、体育館の入り口に”奴”がいたのが見えた。


平然と「おはようございます」と入ってくるソイツの姿を見て目が飛び出るかと思った。

やばい、普通にいつも通りすぎて怖ッ！
アイツのメンタル一体どうなってんの！？怖ッ！！(2回目)


「Aさん、おはようございます」

「ッ？！！」


目の前には180越えの男が立ち構えていて、私は声も上げずに驚いた。

そんな私の反応を見て、少し表情を綻ばせる太一。
うん...？何か嫌な予感がするのは私だけ？


「さっき、俺が一人でシテるの見ていましたよね」


「変態」と妖艶に微笑む彼に、私は”恐怖”しか湧いてこなかった。

ハニーミルク様リクエスト「ヤンデレになる前の日常」→←イラスト(●´ω｀●)

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