道具なんて一生嫌だ。-狂 愛-【出水公平】

狂愛 ５ ページ6

＊

______綺麗な血と汚れた全てを殺していせば
全部……

出水side

俺は風呂から上がり服を着る。そして気付かれないように部屋に戻る。

そしてスマホで【狂愛】と調べた。(なんとなく)

書かれてあったのは、

【狂愛】:狂ってしまうほどの強い愛情や、何かを愛し過ぎて狂ってしまった人間を意味する言葉。

ヤンデレとほぼ同意義。
監キンなどによって愛される側の人間が苦痛を強いられることが多い。

出水「アイツそのものじゃん…」

目黒「なーにーがっ？公平〜♡」

出水「げっ」

目黒「げっって酷いなぁ
座んないのぉ？」

出水「俺、もう行くから。任務あるし」

目黒「あともう一回だけしようよぉ」

出水「しねぇよ！！
俺、行くから」

そう言ってスクールバックを手に持ち、帰ろうとする。………が、

手を掴まれた。

出水「なんだよ、俺任務あんだけど」

目黒「あの人の事まだ好きなの？」

出水「……別に」

目黒「じゃあ……さ…」

出水「…………」

目黒「"__________________"


じゃあ！考えといてね♡」

俺は急いで目黒の家から出た。




"私とさ、付き合ってよ"






なんでお前なんかと付き合わないといけないんだよ！！



でも今の俺にはそれが言えない。






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