夕日坂【赤司征十郎】 (ページ19)

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夕日 19月ページ19

赤司side

赤司「着いたな。」

「おぉ、なんか人いっぱい、居るね。」

赤司「教室だからな。」

「凄いね。」

赤司「そうか…」

俺と、黛は教室に入る。

クラスの女1「赤司くんおはよー！」

赤司「あぁ、おはよう。」

クラスの女1「赤司くんって
ほんとカッコいいよね！」

俺に、挨拶してきた女子生徒は隣に居る女友達に
そう、話していた。
周りは、「そうそう！カッコいいよね！」
と、賛同している。

「ねぇ、」

赤司「どうしたんだ？」

「私の机ってどこ？」

赤司「俺の隣だ。」

「やったー！征十郎くんの隣！」

クラスの全員「「(征十郎くん！？)」」

自分達の席に着き、
話をしていた。

赤司「何処まで勉強しているんだ？」

「んーとね、高1？」

赤司「高1？」

「うん、千尋が高1だから。」

千尋…兄の事か…

赤司「テストは、やってるのか？」

「てすと？」

赤司「中間、期末、そんな所だな、」

「うん、やってる。

保健室で受けてた。」

赤司「順位は？」

「5、6番？」

赤司「凄いな。」

「征十郎くんは？」

赤司「1位だ。」

「凄っ！！1位！？」

何となく、黛を知りたくなった気がした。

______駄目だよ。

____彼女の事、知っちゃ駄目。

『何故だ。』

____________征十郎と、彼女は…

______殺し合う関係、知り合う関係じゃない。

___________彼女の事知っちゃたら、

________征十郎、君を殺すからね。