ドッキリ系歌い手、今日も仕掛けます【歌い手】

＊続 ページ34

まーしぃいつもそんなぎゅーってしてくれるタイプやないし、女って分かってるからよりそういう優しいボディータッチはない。

あかん手付きの時はあるけど。そんときはぶん殴る。

ふわっとまーしぃの香りがして優しく抱きしめられてることに気がついた。わ、まーしぃも出来んじゃん。


｢…あー、治ったわ。帰るね｣

｢え？は？治ったん…？｣

｢おん。…じゃーね。｣


唖然とするまーしぃ。突然真顔で立ち上がり部屋から退出した。追いかけてこーへんし、まだ状況理解してないのか？まぁ教えとくか。

もう一度部屋に入って、捨てゼリフ。



｢これ、ドッキリやから。じゃーね｣



そして扉を閉めるとバタバタと音がして扉が開いた。怒るかな、殴られるか？！

ギュッと目をつぶったけど感じたのは肩に何か乗る感覚だった。

目を開くとまーしぃが肩に顔をうずくめている。


｢……お前まじでやめろよそのドッキリー｣

｢まーしぃ本気で心配してくれたやん。｣

｢うっせ。｣


そして予想してなかったことが。ピリッと首元が痛くなりピクンと肩を震わせた。え、まさか。


｢った……まーしぃまさか。｣

｢そ、まさか。｣


首元には赤い印が。ぅわ、コイツ…！何笑っとんねん殴んぞ。


｢俺を心配させた罰。｣

｢…隠されへんねんけど｣

｢ばらしたら？…女のコってこと｣

｢…ばらしたらどーなると思う？｣

｢一気に襲われると思う｣

｢平然とそう言うのやめて｣



これからはなるべく首元隠れる服着ます。



結果:本気で心配してくれたやん。


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リクエストありがとうございました！


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