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*続 ページ24

バラしたら死ぬかも。声のトーンが尋常ではないぐらい怒ってる。死ぬ。まって抱きしめる力強すぎちぎれるぐええええ。

「……まーしぃ」と言ううらたさんの声でまーしぃは我に返ったのか小さな声で謝って手を離した。そしてまーしぃが離れると目の前にはぱっと手を広げるうらたさん。

……これ、飛び込まなあかん感じやな????

思い切って飛び込んでみると小柄な割には私を抱きしめてくれた。おお、すげぇ。さすが男の人やなぁ。


「……その話、言ってくれてありがとな 」

「……っ」


あぁ、うらたさん。

これドッキリやねん。なんて言えるか????だけど少し引っかかった。さかたんが何もして来ないことに。

そう思った瞬間にさかたんは動いた。


「A」

「何?」


私はうらたさんから体を離して振り向いた。するとさかたんは真剣な顔でこう言った。


「……なんて病名なん?」

「ぁ、…えーと、なんたらかんたら病?」


やべ、勘付かれた?覚えてないフリするしかないか。テキトーに流すとさかたんはぷぷっと笑った。

だけどその笑顔からほろっと涙を零した。「あれ?」なんて言いながら涙を拭う。さかたん泣かしてもうた…ちょっと何かフォロー入れようと手を伸ばしたその時、


「…俺の目、みて」

「ぅ、…な、何?」


パシッと手首を掴まれじっとさかたんを見つめさせられる。なんだろうと思ってじっと見つめていた。


「……なんでAはそんなあほなん?」

「ぇ」

「なんで入院せんの?なんで生きよって思わんの?何してんの?なぁ、なんでここにおるん?」

「……さかたn」

「死ぬつもりなん?そんなんアカンって言ったやろ?覚えとらんの?ここ、切ったのAは覚えとらんの?」


とん、と掴んだ手首を指さした。あ、カッターで切ったドッキリやったっけ…ばらすの忘れとるわ。やぺ。…焦った私はふとさかたんから一瞬目を逸らしてしまう、その瞬間を彼は逃さなかった。

その判断力と察知力は、誰よりも強いと思う。



「___嘘やねぇ、Aっ」






「は、………なんでバレ」

「Aはウソの時、一瞬目を逸らすねん。俺、前の時に気ぃ付いてん。」

「……バレちったァ!!!」



3人は緊張が解けたようにため息をついた。てへぺろってこぶしを頭のてっぺんにおいてウインクすると4人の罵声が飛んできたのは言うまでもない。



結果:さかたんが最近勘鋭い。他3人ボロボロ。



*リクエストありがとうございました!*

*喋れないドッキリ*→←*余命宣告ドッキリ*



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しらす好き - うわぁ!!騙されてしまいました!これからも、頑張って下さい! (2019年2月10日 15時) (レス) id: f05a7b8ab9 (このIDを非表示/違反報告)
雫@更新おそめ(プロフ) - わあああああ騙されました騙されました!!!!すごいすごい!!めっちゃいいです!!!!これからも応援します!!! (2019年2月10日 14時) (レス) id: 6d0f7297ef (このIDを非表示/違反報告)
仲館 瑠美(プロフ) - 続編よっしゃゃゃ!見事に引っかかってしまった(泣)これからも頑張ってください! (2019年2月10日 13時) (レス) id: 8a67a74e89 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆのすけ(プロフ) - 咲魔_ジャジャ麺さん» ご指摘ありがとうございます…誤字が多くて大変申し訳ございません。ありがとうございます (2019年2月9日 17時) (レス) id: d6c32b13a2 (このIDを非表示/違反報告)
咲魔_ジャジャ麺 - びしょ濡れドッキリのところ女の子って笑ってからそうだになってますよ (2019年2月9日 10時) (レス) id: ac3afb786c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しょうゆのすけ | 作成日時:2019年1月8日 16時

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