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番外編 カカシと彼女 13 ページ48

カカシside


あの時、父さんと約束したから


父さんと母さんの墓に、


Aを連れてきた。


A 「ここ・・・。」


カカシ 「俺の両親の墓だよ。この辺は無事だったんだな」


A 「カカシさんの、お母さんとお父さんの・・・」


Aはしゃがんで、真剣に手を合わせてくれている


A 「カカシさんのお父さんとお母さん。カカシさんを、産んでくれて、ありがとうございます。」


自然と自分が笑っているのがわかる


カカシ 「・・・(父さん、母さん、彼女が俺の大切な人だよ。俺は沢山の仲間を守れなかったけど、彼女だけは、必ず守ってみせるから)」


・・・


墓参りを終えた俺たちは


まだ瓦礫の残る里を歩いていた


戦いのショックからか、まだ人は少ない



カカシ 「ペインとの戦いで死んだ時さ、父さんに会ったんだ。」


A 「え?」


カカシ 「なんか心残りがあって、生と死の狭間で俺を待ってたみたい。でも、お前は帰れって言われた。俺は現世に心残りがあるんだろうって。」


A 「心残り?」


カカシ 「Aを残して死ぬこと」


A 「!」


立ち止まって


Aをそっと抱きしめる


カカシ 「死ぬ直前、Aの泣き顔が浮かんだんだ。また、Aを泣かせるって。泣いてても、助けてやれないって。」


A 「カカシさん・・・」


カカシ 「A。産まれてきてくれてありがとう。俺と出会ってくれて、ありがとう。俺は約束を破ってばかりだけど、これからもずっと、俺の側に・・・


ドガァァァァ!!


カカシ・A ビクゥ!!


ガイ 「Aーーーー!!意識が戻ったんだってな!よかったよかったーーー!!・・・ん?カカシもいたのか?」


カカシ 「ガイ・・・」


A 「ふふ、あはは。ご心配おかけしました!もう大丈夫です!」


ガイ 「そうか〜!よかった!そしたらまた四人で任務に行こうな!では!俺は復興に大忙しだから、またな〜〜!!!」


嵐が去った・・・


A 「相変わらずですね、、、ガイ先生。あははは」


ったく、ガイのやつ


でも、Aが楽しそうだから


まぁいいか

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Rin(プロフ) - まりさん» ありがとうございます! (2018年6月16日 16時) (レス) id: 8d84b10a72 (このIDを非表示/違反報告)
まり - 面白かった! (2018年6月16日 12時) (レス) id: 77ce48283b (このIDを非表示/違反報告)
友梨 - Rinさん» ついに夢主ちゃんのお母さん登場ですねこの先気になります頑張って下さい楽しみです! (2016年11月30日 0時) (レス) id: 6b9fc4dec9 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - mamさん» コメントありがとうございます!最後までいけるか不安でいっぱいですが・・・読んで頂けている限り、頑張ります!!(^^)! (2016年11月29日 23時) (レス) id: de90c77bc3 (このIDを非表示/違反報告)
mam(プロフ) - ストーリーの構成がしっかりしててすごいです!更新楽しみにしてます! (2016年11月29日 22時) (レス) id: fcbcf45e17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rin | 作成日時:2016年11月15日 20時

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