初めまして ページ47
ASide
あたしは黒崎くんの部屋に入ろうと、扉をノックする。
コンコン
黒崎 「おー開いてるぞー」
日番谷 「黒崎、入るぞ」
ガチャ
黒崎 「冬獅郎!それに、Aさん」
日番谷 「日番谷隊長だ」
A 「こんにちは黒崎くん。目が覚めたんだね。よかった」
黒崎 「ああ。いろいろとありがとな」
A 「なんか、ろくに自己紹介もしてなくてごめんね。高瀬Aです。聞いている通り、前世では尸魂界で死神をしていたの。よろしくね。人間としては多分同じ年だから、呼び捨てでいいよ」
黒崎 「俺は黒崎一護だ。よろしくな。でもじゃあ、Aは普通に人間なんだな」
日番谷 「何だと思ってたんだ」
黒崎 「いや、平子達みたいな感じかなーと」
A 「ああ、平子隊長たちね。あの人たちは、死神のまま義骸に入って生きていたけど、あたしは転生だから。」
黒崎 「そっか。ま、なんでもいいけどな」
日番谷 (いいのかよ)
A (面白い子だなぁ)
黒崎 「てか冬獅郎、お前まだこっちにいたんだな」
日番谷 「・・・いいだろ。別に///」
黒崎 「?・・・いいけどよ」
A 「ふふ」
日番谷 「それより黒崎、お前霊圧はどうなんだ」
黒崎 「ああ、今お前は義骸に入ってるから大丈夫だけど、普通の幽霊はかなり見え辛くなってるな」
日番谷 「そうか・・・」
A 「まあ、少し休めってことだよ。今まで黒崎君が頑張ってくれてた分は、あたしが頑張るからさ」
日番谷 「お前は頑張らなくていいんだよ」
A 「いや、でもー・・・。浦原さんや夜一さん、そしてあたしがいる空座町には、車谷さん以外に他の死神は派遣しないでしょう?尸魂界は」
日番谷 「まぁ、そうだな・・・」
A 「甘いですよ〜。これだけ崩玉の所為で霊圧が大暴れしたこの空座町は、これから虚に狙われます。絶対に」
日番谷 「・・・・・」
A 「じゃああたしにまた戦えって言うんですね・・・尸魂界は・・・」
日番谷 「・・・何かあったら、俺が来るから」
A 「お願いしますね♪隊長」
日番谷 「・・・・・」
黒崎 「・・・?」
A 「じゃ、そろそろ帰るね、黒崎くん。お大事に」
日番谷 「じゃあな」
黒崎 「お、おお・・・」
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Rin(プロフ) - A/s/u/k/aさん» 100回も・・・嬉しいです!ありがとうございます! (2022年11月5日 20時) (レス) id: 3df797d2dc (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - あじゅんまさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです! (2022年11月5日 20時) (レス) id: 3df797d2dc (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - しょうこさん» コメントありがとうございます! (2022年11月5日 20時) (レス) id: 3df797d2dc (このIDを非表示/違反報告)
A/s/u/k/a(プロフ) - とても冬獅郎君が尊いお話でした……美味しかったです(?)後100回はリピートします。ありがとうございます。 (2022年11月5日 10時) (レス) id: 25d77a33b7 (このIDを非表示/違反報告)
あじゅんま(プロフ) - 書いてくれて本当にありがとうございます。もう最高です。 (2021年9月12日 17時) (レス) id: 1b5c35afc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin | 作成日時:2019年10月19日 17時