【BLEACH】命令違反２【日番谷冬獅郎】

後手後手 ページ30

一護Side


俺達は慌てて尸魂界に連絡したが、そこでわかったのは


井上の護衛に着いていた死神が重傷を負ったこと。


井上が行方不明になったことだった。


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ASide


遅かった・・・


あたしがルコムンドに連れられて感じた霊圧の中に


井上さんの物があった。


A (ホント後手後手だわ。あたしの読みも、なまったものね)


だからと言ってあたしは自由にはしてもらえなかった


あたしは市丸ギンの部屋に拘束されることになった。


・・・・・


ASide


あたしは、市丸の自室の隣の部屋で、手を拘束されている。


ギン 「Aちゃん、そんなに怖い顔せんと、気楽にしてや」


A 「・・・・・捕虜なんで」


ギン 「そやけど、別に取って食わんとしてる訳やないんやし。それとも・・・喰ってほしいんかな」


市丸はあたしの耳元で囁く


A 「お戯れを」


ギン 「そうやろな〜君は昔から、日番谷隊長しか見てへんもんね」


A 「それを言うなら、あなただって乱菊しか見ていないじゃないですか」


ザシュ！


A 「っ・・・」


一瞬にして、頬を切られた


ギン 「つまんない事言うなや」


A 「これは失礼しました」


ギン 「・・・命が惜しいんやったら、ここで大人しくしとくことやな」


A 「・・・・・」


そう言うと、市丸は部屋を出て行った


・・・


A 「命ね・・・」


そんなもの、とうの昔に捨てている


あたしの命は、あの人の為に使うと決めたから。

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