【BLEACH】命令違反２【日番谷冬獅郎】

やはり ページ25

藍染Side


ギン 「あ〜らら。Aちゃん。ホンマに転生しとったんや。しかも、前世の記憶付きで」


東仙 「藍染様の言った通りだったな」


藍染 「ああ・・・やはり転生していたんだね。元部下に会えて嬉しいよ。A副隊長」


A 「あたしを罠にはめて、処刑させたくせに何言ってるんですか〜。藍染隊長。あんな催眠をかけられるとはねぇ」


藍染 「ほぅ・・・さすがに気がついていたか。あの時君は、恐神が松本乱菊を切ろうとした幻を見ていたんだったか。」


乱菊 「な・・・」


A 「本当にあたしも馬鹿でしたよ。自分が殺したはずの恐神がいるはずないのにねぇ。騙されました。」


藍染 「はっはっは。しかし、尸魂界がいかに愚かかがわかるね。20年前、私が崩玉を解放しようとしていることに唯一気がついていた君を処刑し、『藍染隊長』を守った。その結果がこのザマだ」


A 「いやぁ、あの時は崩玉を誰かが解放しようとしている可能性がある、と思っていただけで、藍染隊長であると確信しては無かったですよ？(ま、あたしを十番隊から五番隊に移動させた時点で怪しいな〜とは思ってたけど。それにしても、市丸隊長はグルの可能性が高かったけど、東仙隊長もか。やはり藍染の斬魄刀は視覚情報が必要なのね。)」


藍染 「君は嘘つきだからね。そんなことを言っておきながら、大霊書回廊の崩玉と王鍵に関する書物に閲覧履歴をつけて、いずれ誰かがわかるようにし、崩玉の解放に必要な双極を、次の稼働と同時に破壊する術を掛け、私が邪魔だから殺そうと思っている雛森くんと日番谷君に、生命維持の術を掛けていたじゃないか。致命傷を負っても死ぬことは無いように」


乱菊 「え・・・」


日番谷 「・・・・・」

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