【BLEACH】命令違反２【日番谷冬獅郎】

果たせなかった約束 ページ14

日番谷Side


すっかり日が落ちても、


Aは十番隊舎に現れなかった。


日番谷 「なにか、あったのか？」


すると、執務室に地獄蝶が入って来て


地獄蝶 『隊長各位、緊急指令です。
至急一番隊舎へお集まりください』


日番谷 「緊急指令・・・」


仕方なく俺は、十番隊舎を後にした。


・・・


日番谷Side


俺が到着したときには、


殆どの隊長が集まっていた


日番谷 「藍染と卯ノ花がまだ、か」


総隊長 「二人は来ぬ」


浮竹 「どういうことですか？」


総隊長 「藍染が左腕を斬られて重傷を負い、
卯ノ花はその手当てにかかっている」


狛村 「藍染が、重症・・・！？」


京楽 「藍染ともあろう男が、
いったいどうして・・・」


総隊長 「藍染を斬ったのは・・・高瀬副隊長じゃ」


日番谷 「な・・・！」


総隊長 「一緒にいた雛森三席の話では、
高瀬副隊長が隊舎を後にするときに、
何故か斬魄刀を帯刀しており、
藍染隊長が声を掛けたところ、
抜刀して藍染隊長の左腕を切り落としたとのことだ」


日番谷 「まさか！
あいつがそんな事するわけ・・・」


総隊長 「口が過ぎるぞ日番谷隊長。
これは他の五番隊員も同様に証言している。
現在高瀬を投獄しているが、
先ほど四十六室により高瀬の刑が確定した。
・・・極刑だ」


日番谷 「極、刑・・・。
高瀬に会わせてください！あいつが・・・」


総隊長 「ならぬ。
この後、彼女への面会は一切禁ずる。
これより30日間の拘留期間の後、
双極によって・・・処刑する」


日番谷 「・・・」


Aが藍染を斬った！？


今日は、あいつは十番隊舎に来ると言っていた


話しがあると言って。


だが何故、斬魄刀を持って・・・


日番谷 「A・・・！」

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