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番外編 昼休み ページ4

倫side


一也君と振りで付き合ってから数日、


屋上で一緒にご飯を食べるのが日課になった。


御 「今日も弁当作ってきたのか?」


倫 「そうだよー食べる?」


御 「じゃー卵焼きちょうだい」


倫 「はーい。これで午後の部活頑張ってね!」


一緒にご飯を食べながらたわいも無い話をする


ただ、あたしには少し気になる事が・・・


倫 「一也君さ、
いつも昼休みはスコアブック読んでたんでしょ?
今いいの?」


御 「え?(一緒に飯食ってる間は
まさか読むわけにはいかねーって思ってたんだけど)」


倫 「あたしに気にせず持ってきなよ!」


御 「いや、でも・・・」


倫 「いいから!」











次の日


御幸side


確かにスコア読む時間が減ったと思っていた俺は、スコアブックを持って屋上に行った


倫 「あっ、持ってきたね〜」


御 「あぁ、でもいいのか?」


倫 「いいのいいの!
あたしお昼寝するから」


御 「じゃあ遠慮なく・・・」


壁に寄りかかってスコアを読み始めた


しばらくすると、左隣から寝息が聞こえてくる


御 (マジで寝たのか)


気、使わせたかなー


と思っていると、


コツン


と左肩に何かがあたった


倫 「スースー」


倫が俺の肩に寄りかかって寝ていた


御 (まじか・・・)


全然起きる気配が無い


御 (無防備すぎんだろ)


安心しきって寝息を立てる


嘘の彼女を見る


御 (やっぱ・・・かわいい・・・よな)


俺は雑念を払ってスコアに目を向けたが


全然集中できなかった













亮 「何あれ」


倉 「ヒャハ!亮さん、
今日練習でボコボコにしましょう!」


純 「あいつら!漫画みてーな事しやがって!」


亮 「ひがまないの、純」



怖いチームメイトが覗いているなんて



知る由もなかった

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作者名:Rin | 作成日時:2018年5月13日 15時

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