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番外編 放課後の告白2 ページ3

倫Side


倫 「・・・野球バカで何が悪いの。」


後 「え?」


倫 「そりゃ、あれだけ四六時中野球のこと考えてたら、
友達と遊んでる暇なんてない。
でもそれが何!?
一也君はそれだけ真剣に野球やってるの。
それを侮辱するなんて、
あんたの方がよっぽどかっこ悪いよ!」


後 「な、なんだとこの!」


後藤君に手首を掴まれて壁に押し付けられる


倫 「痛・・」


後 「そんなに御幸がいいなら、こうして・・・」


御 「ちょっとそこまで。
お前、俺の彼女に何やってんの。」


後 「!」


倫 「か、一也君・・。」


一也君が後藤君の腕を振り払って


あたしを左腕で抱き寄せる


後 「御幸・・・」


御 「今回は見逃してやるけど次はねぇぞ。
さっさとうせろ」


後 「ちっ・・」


そういうと、後藤君は走っていった


御 「倫、大丈夫か?」


倫 「う、うん。ありがとう。」


御 「悪い、もっと早く出てきてやればよかったな。
怪我無いか?」


倫 「うん。
・・って、え!見てたの!?」


御 「俺がいきなり出て行っても
おかしいかと思って。
でも、倫があんなに啖呵きってくれるとは、
サンキューな」


倫 「/////。いや、あれは、その・・・」


御 「いやぁ、愛されてるなー俺♪」


倫 「うぅぅ・・・(からかわれてる)」


御 「てかさ、倫。
こうゆうこと結構ある?
告白されて逆切れとか」


倫 「めったに無いけど・・・
あんまり諦めてくれない人は、
たまにいる、かな」


御 「断るときは、
俺と付き合ってるってはっきり言え。
結構効き目あるぞ。」


倫 「いやぁ、振りで付き合ってもらってるのに、
あんまり名前出すの、悪いかなーって。」


御 「何で?
俺は出してもらった方がうれしいぞ。」


倫 「え!?/////」


御 「ほら練習、
『一也君と付き合ってるので
あんたとは付き合えません』。
言ってみ?」


倫 「え、え〜〜」


御 「ほらほら、いつも俺がいるとは
限らないんだぞ。」


倫 「・・か、一也君と付き合ってる、
ので、あなたとはつきえません。」


御 「///!(やべ・・・自分で言わせたくせに、かわいい。)」


倫 「?」


御 「よ、よし。次からはそう言えよ。」


倫 「はい。あ、助けてくれてありがとね」


御 「・・・おう。(かなわねー。)」

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作者名:Rin | 作成日時:2018年5月13日 15時

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