新キャプテン ページ18
倉持Side
監督室に呼ばれた
このタイミングで呼ばれるってことはもしかして・・・
そう思いながら監督室に入った
倉 「失礼します」
中には、ゾノと、倫がいた。
・
・
・
そこで俺は監督から
御幸をキャプテンに押そうと
考えていると言われた。
倉 「えっ御幸がキャプテンですか!?」
片 「どう思う?お前たちの意見が聞きたい」
倉 「御幸でいいと思います。
あいつはあの敗戦を受け入れ、
前を向いてましたから」
前 「自分も内心では
御幸しかいないと思っていました。」
片 「高瀬はどうだ?」
倫 「・・・向いてないと思います。
優秀な選手だとは思いますが、
優秀なキャプテンの資質があるかと言われれば
疑問ですね。」
倉 「倫!?」
倫 「でもまぁそれでも、
このチームが強くなるには
彼にやってもらうしかないですけどね。
ただ、倉持君や前園君の、
周りの協力が絶対必要だと思います。」
倫がこっちを見て笑う
倫 「ピッチャー陣の面倒をみるのが
そもそも大変ですからね。
ピッチャーのことならあたしも手伝えます。
今まで以上に、強めに当たらせてもらいます。」
片 「・・・よろしく頼む」
やっぱ倫はすごいやつだ
俺なんかより、
よっぽど副キャプテンに向いてそうだ
ったく、御幸のやつ、いい彼女持ったな
そうして、
新チームは始動した
御 「正直まだ戸惑ってるところはありますが、
やるからには結果にこだわりたい。
勝つことには、
とことん貪欲でありたいと思います。」
さて、まずは秋だ!
82人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rin | 作成日時:2018年5月13日 15時