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番外編 貴子先輩の心配 1 ページ14

御幸Side


貴 「御幸君、ちょっといい?」


御 「貴子先輩、どうしたんですか?」


貴 「倫ちゃんのことなんだけど・・・」


御 「倫の?」











倫Side


練習試合の後、みんなのユニホームを洗濯して干す


倫 「よしっ綺麗になった〜!
さーて、次は・・・」


御 「おい、倫。」


倫 「一也君。お疲れ様〜自主練終わったの?」


御 「洗濯してたのか?」


倫 「うん!ちょっと時間あったからね!
綺麗になったでしょ〜」


御 「・・・お前、
肩書きはマネージャーとはいえ、
バッティングピッチャーと
ピッチングコーチのために
この部にいるんだから、
こういう仕事は任せていいんじゃねーのか?」


倫 「?どうしたの、急に」


御 「・・・貴子先輩に相談されたんだ。
お前が練習終わった後に
マネージャーの仕事をしてるって。
自分の練習もあるんだから、
俺から言って止めさせてくれないかってな」


倫 「貴子先輩が?心配してくれてるんだね」


御 「俺が家に送って行ったあと、
走ったりしてるんだろ?それなら・・・」


倫 「なんか、こういうのも新鮮なんだもの」


御 「新鮮?」


倫 「自分が選手としてやってた時には、
こんなに支えてくれる人がいるなんて、
考えてなかったけど。
マネージャーの仕事してみて、
改めて周りのありがたみがわかるというか。」


御 「・・・」


倫 「あたしがマネージャーやるなんて、
これからの野球人生の中でホントに今だけよ。
練習中はさすがに出来ないけど、
終わった後くらい体験しとこうかな〜って。
貴子先輩たち、結構大変だしね」


御 「そっか。ま、なら俺はこれ以上言わねぇよ」


? 「ちょっと!御幸君!!」


御 「あ、貴子先輩・・・」


倫 「梅ちゃん達も・・・」


貴 「倫ちゃん、本当にいいの?
確かに倫ちゃんが
仕事を手伝ってくれると助かるけど、
倫ちゃんの練習時間が減ってると思うと・・・」


梅 「あたし達、選手と同じくらい、
倫のことも応援してんだからね!」


倫 「ありがとうございます。
でも大丈夫ですよ。
一也君と一緒に帰りたいので、
自主練終わるの待ってる間、暇ですから〜」


御 「え/////」


梅 「のろ気かよ」


貴 「そ・・・そういう事なら・・・//////」


春乃 「(・・・・・・仲良し・・)」


唯 「じゃ・・・行きます?先輩。
ごちそう様〜二人とも」

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作者名:Rin | 作成日時:2018年5月13日 15時

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