《緑間真太郎編》もしも『黒子のバスケ』に１人の少女が存在したら～番外編 (ページ38)

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大「美味かったぞ、木村。親御さんにくれぐれもよろしく伝えてくれ。」

リンゴを食べ終えた私たちは木村先輩にお礼をする。

貴「ごちそうさまでした。」
緑「ごちそうさまです。」
高「ごちそうさまっす！」

木「おう！また新鮮なの入ったら、差し入れ頼んでみるぜ！」

そしてその後、施設内のジムにて…。

大「午前中はここで誠凛との合同練習、午後は海常も合流して、
　３校で屋外での練習になる。」

高「３校合同は初っすね！」

ワクワクした顔の和成くん。

大「ああ。今日も他校の選手との貴重な練習な機会だ。
　しっかり取り組んでいくぞ！」

『うっす！』

それから誠凛もジムに集まり合流する。

相「午前中はここで基礎トレーニングをしてもらおうと思います。
　マシンの数には限りがあるので、何チームかに分かれて使ってくださいね。
　アップしたら、各自スタートしてください！」

そして基礎トレーニングが始まった。

高「おう、火神じゃーん！」
火「よう。」
高「オレらはランニングマシンだな。よろしくー。」
火「おう！よろしくな！よっしゃ、初っ端からとばしていくぜ！」

ランニングマシンは、和成くんに火神くん、宮地先輩に日向さんらしい。

火「うおおぉぉー…！」

ダダダダと本当に最初からとばしていく火神くん。

高「ブッ！火神、気合入り過ぎ！オレも真似して走ってみっか！
　うおおぉぉー…！」

和成くんも真似してとばしはじめた。
まぁ、あそこには宮地先輩に日向さんいるから大丈夫か。

宮「うっせーぞ、お前ら！静かに走れ！
　大体、ランニングマシンで全力疾走するバカがいるかよ。ペース考えて走れ。」

火・高「サーセン…。」

反省した火神くんと高尾くん。

宮「……ったく。」
日「あ、宮地さん。」
宮「おう、日向。お前もこれか？」
日「はい、よろしくお願いします。」

宮「なあ。今日のコレとか、パス練はフツーだけどよ…
　この前のドッジぼーりみたいな変わったメニューって他にもあんの？」

素朴な疑問を日向さんになげかける宮地先輩。

日「基本的には普通のバスケの練習っすけど、たまに体力作りとして
　やることがありますね…ケイドロとか。」
宮「は？ケイドロ！？それも練習なのかよ？ビーチバレーならやったことあるけど…。」
日「はい。でもこれが結構キツクて…。」

ケイドロかぁ…。練習に取り入れられないかな…。
帝光のころはよくやらせたけどね…。