マイクで伝えたいコト… 【ヒプノシスマイク】 (ページ6)

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まさか、自分がアイツと関わる日が来るとは思ってなかった。

"奏姫A"

本人は知らないのか彼女は学校で凄い目立っていた。
その理由は俺には全然分からない。
最初はクラスで孤立しているからだと思ってた。
周りの人を寄せ付けない感じの雰囲気にみんなは誰も近付かない。
俺も関わることは無いだろうと思っていた。
そんな俺が今日屋上で初めて会話をした。
見た目とは裏腹に彼女はとても面白い人だ

そんなことを思っていると

「山田くんはゲーム好き？」

「あぁ、普通に良くやるぜ？」

「今さ、このゲームやってるんだけどね、しかも今私が好きなラノベの女の子とコラボしてるんだ！」

「あ！それ兄ちゃんが好きなラノベのキャラ」

「ん？お兄ちゃんいるの？」

「おう！俺んち三兄弟で俺が次男なんだ」

「へぇ、兄弟かぁ…いいな」

「兄ちゃん超すげーからな！ホントに俺の憧れなんだ！」

「ふふ、大好きなんだね。弟は？」

「ゲッ…アイツはあんまし…アイツすぐ俺に当たってくるし」

「兄弟ってそういうものだと思うよ、羨ましいな」

そして、気付けば4時間目の終わりのチャイムが鳴り、お昼休みに入っていた。