転校生には『かなわない』 (ページ3)

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アホ？いや、鳥頭？ページ3

昼休みのこと

ｶﾞﾗｯ

？？「やっほう☆きみが噂の転校生だな！」

む？なんだいきなり...ていうか、噂って...

明星「俺、明星スバル！明けの明星の『明星』で『あけほし』、スバルは片仮名！覚えやすいだろ～♪」

A「はぁ...」

明星「クラスは隣だけどこれから関わり多くなるし、せっかくだから仲よくしよう！友達になろう！よろしく～っ☆」

ん～あ、そっか...プロデュース科だったなぁ～

A「こちらこそよろしくお願いします」

明星「というわけで」！突然だけど、お金を貸してください......！」

ﾍﾞｼｯ

？？「突然すぎるわ」

明星「いったぁ～いきなり叩かないでよ～」

？？「初対面でいきなりお金をせびるな。れいぎしらずだろう、転校生も戸惑っているぞ？」

漫才かな？

？？「すまん、転校生、こいつの発言は無視してくれ、明星はアホなんだ...だがまぁ...。この学院にはアホが多いが、決して『アホしかいない』わけではないことを理解してほしい」

明星「ひどいこと言うなよホッケ～！転校生の俺への第一印象が『アホ』で確定されちゃうだろ！」

？？「『ホッケ～』って呼ぶな」

明星「え～？『ひだかほくと』なんだからホッケ～でＯＫでしょ☆ついでに紹介するぞっ、こいつは氷鷹北斗！ホッケ～でいいよ！俺の友達なんだ！お金を貸してくれないタイプの友達...！」

氷鷹「余計な情報を付加するな！すまん、転校生。どうか誤解しないでほしい。明星はアホなうえに異常にお金に執着するが、いいやつだ。あと空気を読めない。他人にみょうな渾名もつける」

明星「フォローするふりしてフルボッコにしてるだろホッケ～！？もっと俺を誉めてよ！あるいはお金を貸してください......！」

氷鷹「金は貸さん。お前、別に貧乏なわけじゃないのに何でそんなに金をほしがるんだ？」

明星「お金とか宝石とかは、キラキラしてるから好き～っ☆」

氷鷹「鳥かお前は。あぁ、鳥頭なんだな...？」

？？「は～い、そこまで～♪」