【銀魂】不良教師【3z】

９話 ページ10

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神楽「画家じゃダメアルか？」



『....あー、うん。
高校の時の担任がお節介でな
絵が描きたいなら美術科の教師になれって』



神楽「どうして？」



『画家だったら多分私働かないから
すっごい心配されててな､､､』




───────






「はぁ？上京する？！」



『ダメ？』



「なんでじゃ！
田舎で暮らすんは嫌か？」



『いや別にイヤじゃないけど』



「お前が上京してまでやりたいことがあるのか？」



『うん。私ね、絵を描きたい』



「絵なんて田舎でも描けるじゃろうが」



『違うんだよ、刺激が欲しい
上京して周りのものに影響されて
そこから自分の思うような絵を描きたい』



「..........そうか、お前がそこまで決めとるんか
お前がなぁ....」



「よし、上京するのは認めちゃる
ただ絵描きや画家より教師になれ！」



『はあ？！なんでよ！
それじゃあ思うようなん描けんでしょ！』



「お前が画家しながらバイトするんか？
せんじゃろ？」



『....せんな、』



「なら美術科の教師になれ！
そしたら絵描きながら働ける､金の心配はないぞ！」



『ほんまよ！先生天才！！』




これが私が美術科の教師になった理由だ


思い返せば涙が出てくる



＊＊＊



「そんでもう1個」



『なに？』



「間違っても水商売とかすんなよ？」



『はあ？水なんてスーパーで売ってんじゃん
都会って売ってないわけ？』



「..........大丈夫じゃな､なんでもない忘れろ」



『.......？
うん。わかった』

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