【銀魂】不良教師【3z】

４話 ページ5

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ポケットから鍵を出し美術室を開ける

職員室や保健室と違って少しひんやりしている


さっむいな…




高杉「俺この匂い好きだ」


『そうかそうか』



美術室にはエアコンが無いので準備室からストーブを引っ張り出す


灯油は.......入ってないや


ストーブを断念し準備室に戻す
そしてまたそこから電気ストーブを引っ張り出した



コンセントを指して温まる



『あったか....』


高杉「寒ィ....」


『おいで』



どうやら私が妨げになっていたようで
高杉の方まで暖かい空気が行かなかったようだ

手招きすればのそのそと近づいてきた




高杉「.......人肌の方があったけェだろ」


『....あー、そうかも』




背中に重みを感じ
じんわりと背中が暖かくなる




『でも重いわ』


高杉「おう」


『どけ』


高杉「おう」




聞く耳を持っていないらしい高杉は
私の言葉に「おう」としか返答しない

その上「そういやァ」なんて会話をすり替えてくる



高杉「お前アイツに随分と気に入られてるみてェだな」


『あいつ？』


高杉「チャイナ」


『神楽？』


高杉「おう」


『まあ訳あり』


高杉「そーか」







神楽との初対面は去年の冬かな、




もうそんなに経ってたか




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