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それから、3週間。
帰る方法も見つけられず、でも騒がしい船の上で楽しく過ごしていた。
時にナミさんと喧嘩して、時にルフィくんと遊んで、
時に、ゾロさんと船尾でお話して。
私は、誰の目にもわかるくらいゾロさんが好きになっていた。
優しくて、ドキドキすることばっかりして、少し天然で…。
そんなゾロさんが、好き。
でも私達は違う世界に住んでいるわけだから、叶えちゃいけない。
気持ちを押し殺していた。
それに…
ここへ来てから、もうそろそろ3週間が経過する。
流石に、ここまで長い間帰れないと、怖くなってきた。
私本当に帰れるのかな…？
そう、不安になった時。
ロ「…Aちゃん！」
ある日の昼下がり、ルフィさんと遊んでいたら突然、ロビンさんが血相を変えて部屋から出てくる。
どうしたんだろう…？
「ロビンさん？」
私がロビンさんの近くまで行くと、ロビンさんは私の肩を掴む。
そんなに慌てて…もしかして…
ロ「…色々、わかったことがあるの…！ちょっと、部屋で話しましょう…！」
「えっ、あ、はい…！」
私はロビンさんに手を引かれ、女子部屋に戻る。
するとそこには、古い新聞を手にして、難しい顔をするナミさんがいた。
ナ「あ…Aちゃん。ごめんなさいね突然。」
「いえ…なにかわかったんですか？」
ナミさんは、ごくりと息を飲む。
その音が私まで聞こえてきて、部屋は緊迫した空気を纏った。
ナ「…落ち着いて聞いて？」
ナ「貴方は元々…こっちの世界の子なのよ。」
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わらび餅(プロフ) - 今までで一番キュンキュンするお話です❣️ (2022年6月1日 18時) (
レス) @page36 id: 5fb24b11f6 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - マジで泣きました…ありがとうございました！！ (2021年8月29日 5時) (レス) id: 84bb18fe1f (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - すごく素敵な話でした!!ほっこりしました^_^ (2019年12月30日 18時) (レス) id: 47f303260b (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ｸｿｳ…終わった…(T_T) (2019年8月31日 14時) (レス) id: 40552a2b29 (このIDを非表示/違反報告)
半分ニートガール(プロフ) - とても、美しい物語でした！ (2019年8月30日 0時) (レス) id: 94956eabef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてこ
| 作成日時：2019年8月19日 13時
