病弱少女は愛され体質【鬼滅の刃】

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ＮＯside




義勇は予め綺麗に準備されていた布団の上に


Aをそっと横たえると優しく布団をかけた。




もう式も終わり、外が騒がしい。




何やら保護者が生徒のHRが終わり


帰宅するのを待っているらしい。




その中で不意に聞こえてしまった。






親A｢あの式中に倒れた子…

本当に入学式を台無しにしてくれたわね。

親の健康管理が行き届いていない証拠だわ。｣





親B｢ほんとにね、しかも小さい女の子だったわね。

もしかして、虐待とか…!?｣



親C｢ありえるー!!｣




カナエが悔しそうに唇を噛む。




言い返したいところだが教師が保護者と


揉め事なんてあってはならない話だ。




義勇｢胡蝶。仕方の無いことだ。｣



カナエは静かに口を開き呟いた。



カナエ｢確かにAは他の子と比べると

小さくて細い。

そして病弱で手がかかるかもしれない。

でも…あんな言い方は酷いと思いますっ…

Aだって必死に頑張ってるのに…っ｣


カナエがぽたっと涙を零し、拳を握り締める。



珠世｢大丈夫です、カナエさん。

貴方はAさんの姉として立派Aさんを

支えられていると思います。

理解されないことは悔しいと思いますが

どうか気に病まないで…｣




カナエは眠っているAの手を握る




カナエ｢ありがとうございます、珠世さん。

大丈夫よA。お姉ちゃんがいるからね。｣

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