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「...な、な、な」




隼「...オレね、Aのそういうところ好きだよ」



不意打ちすぎるキスに戸惑いながら隼を見上げれば

すごく優しく微笑んだ幸せそうな隼の顔



胸の奥がきゅんきゅんしすぎてもう痛い



ふふっ、とまた微笑んだかと思うと力強く、でも優しく肩から抱きすくめられる




「は、はや、隼さん!?ここ会社!!!」



グイグイと強く隼の胸板を押し返すも



隼「…A、聞いて?」



「あっハイ←」



この男の妙に甘い雰囲気に黙らされる(撃沈)



私の方に顔を埋める隼の息が耳に少しかかって妙にくすぐったい

...なんだなんだ??
なんかこの作品連載の中で1番甘くないか???

胸焼けするんですけど?誰か助けて??




隼「オレね、中高男子校だったの」



「えっそうなの!?」



初めて知った隼の情報にびっくりして隼の腕の中から顔を勢いよく上げる

……いや顔ちけぇなオイ



少し恥ずかしくなってまた渋々隼の腕の中にもどる私を見てまた柔らかく隼が微笑む



隼「だから、オレ女の子に全然免疫なくて笑」



「.....」



隼「会社に入ってほんと女の子ばっかりでどうやって接していいかわからなくて」




隼「...そん時、オレの指導係になったのがAだった」




優しく語りかけながら私の頭を軽く撫でて話す隼


……懐かしいなぁ、もう何年前?それ

カチッコチに緊張した隼が面白くてよくからかった記憶があるなぁ(最低)




隼「そりゃオレもう緊張してAとも上手く話せなくて、でも嫌われないように必死で

それでも女の子の機嫌のとり方なんて分からないし」



...そうだったね

私に話しかけてくる時は大抵噛み噛みだったし、顔真っ赤だったし


そんな可愛い態度とられたらそりゃこっちだって好きになるくない????




隼「でもAは、オレが話下手でも うんうん、て最後までオレの話聞いてくれて」



隼「...たまには、さっきみたいにハッキリと本当に思ってること真っ直ぐぶつけてくれて」



クイッと隼の手で顔をあげられる


...あ、やばい

今絶対キモい顔しとる我←





隼「...気づいたらAのこと大好きになってた」





昔みたいに耳まで真っ赤にして

それでも私の目をしっかり見つめてそう言ってくれた隼に



今まで堪えていた何かが涙となって溢れそうになる


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あみ(プロフ) - この話見てると面白くて思わず笑っちゃいます笑 これからも頑張ってください ! (2019年3月12日 4時) (レス) id: 181f7e4fbf (このIDを非表示/違反報告)
おっお - 面白いです!そして、推しダァァァァ! そしてまた、推しの中務氏キタアアアアア すいません!更新楽しみにしてます (2019年2月24日 9時) (レス) id: 2f79878434 (このIDを非表示/違反報告)
りんす(プロフ) - せとかさん» ありがとうございます頑張ります!(;_;) (2018年10月20日 10時) (レス) id: 46fc352a24 (このIDを非表示/違反報告)
せとか(プロフ) - こーゆーの待ってました!!ほんと面白いです!更新頑張ってください! (2018年10月19日 6時) (レス) id: d5b5fdf331 (このIDを非表示/違反報告)
りんす(プロフ) - クローバーさん» 1日1話更新心がてます笑ありがとうございます!! (2018年10月15日 21時) (レス) id: 46fc352a24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんす | 作成日時:2018年9月27日 17時

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