第十一夜 ページ13
出立からしばらくして。
私は今バルバット付近の…何?道?にいる。
旅の途中で盗賊に襲われたりもしたが事なきを経て、今はその時知り合った少年と少女と共に行動をしている…
のだが、未だかつてない危機にさらされている。
未だかつてない危機と聞いて、何を思うだろうか?
盗賊?殺人鬼との遭遇?それともナンパ?
答えは全て否、だ。
3「A様!お下がりください!ここは私めにお任せを!!」
青櫻がそう言うと、同行者の少年…アラジンが、
?「いやいや、ここは僕が!!」
と、青櫻を後ろへ庇う。
同時に、同じく同行者の少女、モルジアナが戦闘態勢をとる。
どんな危機にさらされているのか。
簡単だ。
「葉っぱ一枚で何やってんだこの変態男ぉぉぉおお!!」
?「やぁお嬢さん。服を貸してくれないか?(^∇^)」
「貸すかボケェぇぇぇぇぇええ!!!」
なんだこの変態?!
煌帝国第一皇女であるこの私を捕まえて、言うに事欠いて『服貸して』?!
皇女じゃなくてもそれはどうなの?!
子供たちも警戒してるじゃない!!
?「あ、いや、勘違いしないでほしいんだが…俺は決して変態ではないぞ!」
「どの口が言うんじゃワレぇぇぇぇえええ!!」
葉っぱ一枚の男が変態でなくてなんなの?!
いや!寄るな!変態!
?「しょうがないじゃないか!酔い潰れていたら盗賊に身包み剥がされたんだ!」
だとしたら剥がされるのがいかがなものなの?!
それに、淑女から服を借りようなんて…Σ(゚д゚lll)
アラ「あの…おじさん、僕のでよかったら貸すよ?」
アラジンのこの言葉でことなきを得た。
……着替え中……
?「いやぁすまなかったね、俺の名はシン。バルバットへ向かうところだった商人なのだよ」
変態はシンさん…ね…
アラジンに服を借りて、何故かさらに変態的になった葉っぱはアラジンに一言礼を言うとそのように自己紹介した。
ん?シン…?
そういえば兄上のお手紙にシンドバット王の偽名がどうのって書いてあった気が…まあいいか。
そんなこんなで愉快な仲間が増えて、バルバットに向かうのだった。
ラッキーアイテム
紫のパン ツ
ラッキーキャラ「ジャーファル、ジュダル、紅覇、かこうぶん♪は低倍率!」
アリババ
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あまね(プロフ) - ためいきつくくらいすきて゛す (10月10日 1時) (レス) @page24 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます。ただでさえ更新が遅いところに所用が重なりまして…お待たせして申し訳ありません。最高だなんて、ありがとうございます!本当にのんびり更新な作品で申し訳ありませんが、精一杯書いていきますのでこれからも応援してくだされば幸いです (8月23日 23時) (レス) id: 654a1bab90 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - おい……まだかよ更新…おっそ…べっ……別にお前のくっっそ最高な小説待ってるわけじゃないんだからね!続き読みたすぎて発狂なんてしてないんだからね!! (8月2日 16時) (レス) @page23 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - 冰輪さん» その通りです!こちらこそ、こちらをご覧いただきありがとうございました!不定期更新ではありますがどうぞ、これからも応援してくださると幸いです。 (7月22日 0時) (レス) id: 654a1bab90 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - 美奈さん» なるほど!じゃあ紅玉の姉達(名無し)から一人抜くみたいな感じですか!で、その一人が白瑛の姉、第一皇女になるって訳ですね!質問に答えていただきありがとうございました。 (7月22日 0時) (レス) id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
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