第九夜 ページ11
翌日
私は今城の門の前にいる。
旅への準備は昨日のうちに終わらせてある。
紅炎義兄上が言っていた従者は、あくまでも『付いている』と言う事実が必要であるだけだが、私のバルバットでの自由な行動が可能なように信用のおけるものをつけてもらった。
あとは旅立つだけ……なのだが……
龍「姉上ぇぇぇぇええ！！！やっぱりいかないでくださいぃぃぃぃいい！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡」
……白龍が離れてくれないのだ。
「りゅー、はなれて？」
龍「そんなことおっしゃらないでください姉上ぇぇぇええ！！俺は！さみしいのですぅぅ。・゜・(ノД`)・゜・。」
…‥…白龍が、離れてくれないのだ。
かれこれ一時間こうしている。もちろん、何度も説得を試みた。
まず、帰ってきたらお土産あげるから離してと交渉した。
解答はこうだ。
龍「そんなものより姉上と一緒にいたいですぅぅぅうう！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡」
……
次に、正論によって引き離そうと試みた。
「りゅー、はくれいちょっとりょうよう？に、いくだけだよ？(私ちょっとバルバットに観光兼ねて遊びに行くだけじゃん…いい加減離れなさいよ白龍…)」
結果。
龍「そんなこと言ったってさみしいものはさみしいんだよぉぉぉ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡」
……ここまでくると流石にイラついてくる。
だが私はグッと堪えて最後の手に出る。
「りゅー、おしろには、えんにーさまもいるしね、めいも、はーも、えいちゃんも、みんないるからさみしくないよ？(いい加減になさい、白龍。城には紅炎義兄上も紅明も紅覇も白瑛も、多くのものがいるでしょう。いつまでも泣いていると民に示しがつかないわ)」
龍「((((；ﾟДﾟ)))))))」
…なんだその今気づいた！みたいな顔は…
龍「(´･_･`)」
…なんだそのでも…でも…みたいな顔は…
龍「(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)」
…子犬みたいな顔でぽろぽろ涙こぼすな！！
龍「｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡」
結局そこに戻るんかい！！！！
拍子抜けして怒りが収まってきたため、今度は呆れてきてしまい、無言で惚けていたところで、白龍は冒頭の言葉を口にする。
そこからはあの通りだ。
いやマジで白龍落ち着け？！
何も今から戦場に行きますってわけでも、これが今生の別れってわけでもないよな？！
私ただ紅玉のサポートにかこつけて遊びに行くだけだよな？！
誰かなんとかしてくれぇぇ！
ラッキーアイテム
紫のパン ツ
ラッキーキャラ「ジャーファル、ジュダル、紅覇、かこうぶん♪は低倍率！」
アリババ
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あまね(プロフ) - ためいきつくくらいすきて゛す (10月10日 1時) (
レス) @page24 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます。ただでさえ更新が遅いところに所用が重なりまして…お待たせして申し訳ありません。最高だなんて、ありがとうございます！本当にのんびり更新な作品で申し訳ありませんが、精一杯書いていきますのでこれからも応援してくだされば幸いです (8月23日 23時) (レス) id: 654a1bab90 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - おい……まだかよ更新…おっそ…べっ……別にお前のくっっそ最高な小説待ってるわけじゃないんだからね！続き読みたすぎて発狂なんてしてないんだからね！！ (8月2日 16時) (レス) @page23 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - 冰輪さん» その通りです！こちらこそ、こちらをご覧いただきありがとうございました！不定期更新ではありますがどうぞ、これからも応援してくださると幸いです。 (7月22日 0時) (レス) id: 654a1bab90 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - 美奈さん» なるほど！じゃあ紅玉の姉達（名無し）から一人抜くみたいな感じですか！で、その一人が白瑛の姉、第一皇女になるって訳ですね！質問に答えていただきありがとうございました。 (7月22日 0時) (レス) id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
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