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カカシside
オレはさっきのAの自己紹介を思い出した
"『嫌いなものも特にないけど強いて言うなら相談役の二人とダンゾウ…んーあとは誰だろ…あ、日向家全員かな！(ニコ』"
相談役、ダンゾウ、日向家全員……か……
おそらくもうAは知っている……いや知っては居なくても勘付いてはいるずだ…
自分の正体を
ー＊ー＊ー＊ー＊ー＊ー＊ー＊ー＊ー＊ー＊
回想/今日の朝
ヒアシ
「立てハナビ！」
カカシ
「これからAは私の下につきます。」
紅
「そして、ヒナタは私の下につきます。」
カカシ
「しかし、本当によろしいのですか？Aは日向宗家の跡目であり、ヒナタはその候補に当たります…
下忍としての仕事は常に死がついて回ります」
ヒアシ
「あやつらはこの日向には要らぬ…Aは呪われた子だ。汚らわしい他族の血がこの正当な日向の血と混ざっておる。ヒナタは、この５つ下のハナビにすらおとる出来損ない…話はそれだけか…ならば去れ！邪魔だ」
カカシ/紅
「…はい」
回想
Aは正当な日向の血を受け継いでるし、実力的にも日向宗家を継ぐ事は本来なら出来るはずだ
そう"本来なら"な……
それにしても、
大切な人がイタチとはマズイ…
非常にだ…
あのような悲劇は2度もあってはいけない、
かつて、木の葉隠れの里の中でも最高瞳術と言われた"写輪眼"を持つうちは一族は滅びた、サスケと滅ぼした張本人イタチを残して
また、日向の"白眼"はうちはが居なくなった今、木の葉隠れの里では今や最強と謳われる
その日向も滅びたら、木の葉にとっては多大な戦力のロスになる…
それだけは阻止しなくてはいけない
多分これがオレが彼奴の担当上忍に選ばれた理由だ
サスケもな……
サスケはともかくAにはあの紫亜李様がついておられるからきっと大丈夫だろう
その前に、まずは明日の演習だな
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作者名：天音 | 作成日時：2016年12月11日 16時
