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Aside
タイミングがいいのか悪いのか
"ほんもの"のサスケが戻ってきた
サクラはそれに気づけるはずもなく
さっきの調子でサスケに話しかけに行った
サクラ
「もう！サスケ君たら❤シャイなアンチクショーなんだから！
心の準備はできたァ？
私はもうバッチリなんだけどなぁ‼」
それをスルーし、眉一つ動かさずにサクラに話しかけた
サスケ
「そろそろ集合の時間だ
ナルトのヤローはどこ「まーたまたぁ話そらしちゃってー
ナルトなんてほっときゃいいじゃない！」
サスケの言葉を煽ってまでキスをして貰いたいのかこのビッ◯は←
そんなサクラを放って歩き出すサスケ
それに気づかず喋り続けるサクラ
サクラ
「サスケ君にいつもからむばっかりでさ！
やっぱりまともな育ち方してないからよ、アイツ！
ホラ…アイツ両親いないじゃない⁉」
あーあ、これ以上は絶対サスケを怒らせるぞ笑
少しピリピリしてきたサスケに気づかずまたまた話し続けるサクラ
サクラ
「いつも一人でワガママしほーだい‼
私なんかそんなことしたら親におこられちゃうけそさ！
いーわねーホラ！
一人ってさ！ガミガミ親に言われることないしさ
だから色んなとこでワガママが出ちゃうのよ」
あのクソアマをいっぺん殴ってやろうかと木から降りようとした時
ずっと黙っていたサスケが口を開いた
サスケ
「…孤独」
サクラ
「え？」
サスケ
「…親にしかられて悲しいなんてレベルじゃねーぞ」
様子がおかしいサスケにやっと気が付いたのか焦りだした
サクラ
「…ど…どうしたの急に……」
するとサスケがすごい目つきでサクラをジロリと見て言い放った
サスケ
「お前
うざいよ」
サクラはその一言がよっぽど効いたのかそこでしばらくじっとしていた
てか、私何してんだろ←
木から飛び降り
突き刺さる視線を無視しながらアカデミーの方へ歩いて行った
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作者名：天音 | 作成日時：2016年12月11日 16時
