検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:12,172 hit

2話 ページ4

バネッサ王国の騎士は常に強くなくてはならない。


俺はこの国の騎士であり、王子でもある。


だから余計強さを求められる。



「カイ様、今日9時に悪魔を連れてまいりますので、お部屋にいらしてくださいね」


俺専属の召し使いが今日の予定を知らせる。


「……今日くらいは見逃してもらいたいんだが…?」

「ダメです」


きっぱりと断られ、俺は肩を落とした。

……ま、そりゃそうか。


これは王子の義務なのだから。


俺は深くため息をつき部屋に戻った。




_____この国の以上な強さには理由があり、その一つが今から俺の部屋に来る悪魔シバだ。


なにか重い罪を犯したらしいが、詳しいことは俺には分からない。


シバの身体に傷をつければ、俺は身体能力が上がり強くなる。


シバへの罰にもなるしで一石二鳥だ。


その行為は強制であり、拒否すれば俺が罰せられてしまう。


だから、俺は汚らわしい悪魔の身体に触れなければならないんだ。



「……気持ちが悪い」


俺は一人ベットでそう呟いた。

3話→←1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 小説書き , シリアス   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

グレン - カロンさん» わあ、来てくれたんだ!ありがとう! (2020年3月1日 15時) (レス) id: 9fec3f4522 (このIDを非表示/違反報告)
カロン - ガンバ!占ツク辞めてすぐ、来ちゃった!テヘ!←(キモ!) (2020年3月1日 13時) (レス) id: d7b95fbadd (このIDを非表示/違反報告)
グレン - まみさん» えっと……、違う作者さんではないでしょうか…? (2020年2月20日 0時) (レス) id: d04208721c (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - 小森さんすごく楽しみにしてるんですけど何か不具合があったんですか( ; ; )ずっと待ってます( ; ; ) (2020年2月20日 0時) (レス) id: 20a20e38e5 (このIDを非表示/違反報告)
グレン - カロンさん» えぇ!そんなこと言われたの初めてです!嬉しい……!こちらこそぜひお友だちになってください!これからもご感想頂けると嬉しいです…! (2020年2月18日 21時) (レス) id: d04208721c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:グレン | 作者ホームページ:無し!  
作成日時:2020年2月6日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。