無派閥 無所属 無鉄砲 [ワールドトリガー ]

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「ねぇねぇ、つきちゃん。」



「................。」



「無視はひどいよ！！」



とある日のお昼休み。

とっきーは取材、とりちゃんは防衛任務のため仲のいい人がいない私は、

ぼっち飯は寂しいと思い、前に一度教科書を貸してくれた天羽くんのところにやってきた。

ちなみに高校で仲良くなったアカリちゃんは彼氏とご飯を食べるべく私をほっていった。


仲のいい人が少ない私は、必死に友だちを増やそうと頑張っている。

そのため、天羽くんともはやく仲良くなるために親しみやすいあだ名をつけようとしたのだが、、、


「つきちゃんはダメかー。

じゃあ、てんちゃんとかは？」


「.......................。」


「だから反応ぐらいはしてよ！！」



話しかけてもうんともすんとも返さない。


なんなんだよ！！

ボーダーには変人しかいないのかよ！！



「ねぇ、」


「は、はい！？」



遠回しにつきちゃんやとりちゃんを変人呼ばわりしていると、

急につきちゃんから話しかけられた。


もしや考えてることがばれた！！？


「つきちゃんってエスパー！！？」


「........................。」


「すみません、黙ります。」


つきちゃんははー、とため息をついた。

そんなに嫌か。


「僕なんかと離してると友だちいなくやるよ。」


「なんで？」


「だって僕嫌われ者だから。」



「え、そうなの？」






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