無派閥 無所属 無鉄砲 [ワールドトリガー ]

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「出水さーん。」



「黙ってやれよ。」



本日は合成弾の練習。


といっても、合成弾を作っては走り回るお荷物クンに当たるだけ。



「昨日、出水さんがこの前話してた" 槍バカ "さんに会ったんですけど。」



「おー、聞いた聞いた。

お前三輪のことボロカスにいったんだろ？」



どこ情報ですか！！？それ！！


クワっと目を見開く。


絶対あのカチューシャさんだ。


適当なこといいやがって！！




「出水さん！！

あのカチューシャさん蜂の巣にしといてください！」



「おー、まかせとけ。」



「上ノ瀬！火力が上がっているのだが！！」



おっと、感情が荒ぶってトリガーにも影響していたようだ。


危ない、危ない。


お荷物クンでよかった。



「で、お前アイツらとなに話したんだよ？」



「え、聞いてないんですか？」



「にやにやして、気を付けろよーとしか聞いてない。」



カチューシャさんって意外と頭いいのか、？

それとも、野生の危機察知能力？



「カチューシャさんの隊に誘われました。」


「は、？」



出水さんはいきなり合成弾をつくり、

お荷物クン目掛けて発射した。


おー、合成はやー。

火力もやばー。



「くそ、だからアイツに合わせるの嫌だったんだよ。

おい、上ノ瀬！さっさと書類にサインしろよ！！」



「嫌ですよ！

私は無所属で自由にやりたいんです！！」



「チッ、唯我！！」



「なぜ僕ｩ！！？？」






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