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「どりぢゃぁあああん!!」
たまたま太刀川さんの後ろを通り掛かったとりちゃん。
神様はやっぱりいた。
そして、なおかつ私を見捨てていなかった。
「グホッ!」
太刀川さんに渾身の肘鉄を喰らわせ、
とりちゃんに飛びついた。
わけのわからない、といった顔をしながらとりちゃんは飛びついた私を優しく抱きとめて、、、
ズシャァアアア
くれるはずもなく、私は床と顔面からこんにちはした。
「おー、京介。
久しぶり。」
「ご無沙汰してます。
で、これはどういった状況ですか?」
とりちゃんは私を指差した。
これってひどい。
「あー、いや。
そろそろ上ノ瀬をうちの部隊に入れようと思って。」
「だから!入りません!!ってば!!」
出水さんが簡単に状況を説明すると、
とりちゃんがとてつもなく怖い顔でこちらを振り向き近寄ってきたかと思うと、
私の肩をガシィッと掴んだ。
「え、なになになになに!!??
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!
怖いんですけどォオ!!?」
「入らないよな?」
「え、??」
「太刀川隊に入らないよな?」
「えぇ??」
「迅さんの勧誘断って玉狛来なかったのに、
太刀川さんの押しに負けて太刀川隊入るとか無しだから。」
あまり状況が読め込めなかったが、
とりちゃんの圧とあまりの怖さに全力で顔を縦に振った。
「入らない!入らない!!
てか!入れません!!
こんな怖いとりちゃん振り切ってまで入れませんん!!!」
「うん。
Aは一生無所属。」
「イエッサー!!」
.
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水素(プロフ) - 更新楽しみにしてます。 (2020年9月23日 20時) (レス) id: d2414812d0 (このIDを非表示/違反報告)
沙彩 - 最新楽しみにしてます!頑張ってください(´∀`) (2020年6月8日 17時) (レス) id: 3372d0e357 (このIDを非表示/違反報告)
かるー(プロフ) - 面白い!好きです!!更新頑張って下さい!!! (2020年6月2日 21時) (レス) id: b9d1ef6d80 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - 米屋どうした。よし、採用って・・・。(震え)コテンの威力! (2020年6月1日 19時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おべ | 作成日時:2020年5月26日 20時