文豪ストレイドッグス 元ポートマフィアの敦くん

四話 ページ6

敦「はぁはぁ・・・疲れたなあー もうここなら来ないよね
　 月下獣使わないで走ったのって
　 久しぶりだし。それにしても人食い虎の噂？そんなのあったっけ？」
虎が動物園から脱走した話じゃないの？
とにかくもう走りたくない。今日何処のホテル泊まろうかな〜
確か財布はポケットの中に・・・ん？なにこれ・・・

僕はポケットの中の物を出した

えーっと・・・ポケットの中には財布しか入ってなかったはずだけど・・・

なにこれ。まあよく見てみよう。えーっとこれは・・・うん。発信器だね

敦「なんで発信器が・・・まあ、川に捨てよう」
そう。ここは川。太宰さん達に会った川。よってこの発信器も捨てられる。

タッタッタッタッ

・・・足音が聞こえる。もう疲れたから逃げなくていいや

敦「こんばんわ。また会いましたね太宰さんと・・・眼鏡さん」

国「俺は眼鏡という名前ではない。国木田独歩という。」

太「やあ。会ったとたん面白いこと言うね。クッ・・・眼鏡さん・・・」

敦「そこまで面白い物ではないと思いますが・・・何の用ですか？」

国「いや・・・先刻は悪かった。この莫迦が変なことを言ってしまって」

太「どうもこの莫迦です。」

国「人食い虎というのは太宰がついた嘘だ。それで用件はだな・・・」

太「敦君を武装探偵社に引き入れたい。っていうことだよ。どう？敦君。
　 武装探偵社に入らない？」

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