文豪ストレイドッグス 元ポートマフィアの敦くん

九話 ページ11

「すンませんでしたッ！」
あれ・・・？何で僕謝られているんだろう。

「その、試験とは云え随分と失礼な事を」

敦「え・・・？いえ、大丈夫ですよ」

国「何を謝ることがあるあれも仕事だ谷崎。ともかくだ小僧
　 貴様も今日から探偵社が一隅。ゆえに周りに迷惑を振りまき
　 社の看板を汚す真似はするな。
　 俺も他の皆もそのことを徹底している。なあ太宰」
そこ太宰さんに振っちゃ駄目ですよ

太「あの美人の給仕さんに「死にたいから頸締めて」って頼んだら
　 応えてくれるかなあ」
こう返って来るんで

国「黙れ迷惑噴霧器」
あ・・・国木田さんはツッコミキャラでしたね。すいません。

谷「ええと 改めて自己紹介すると・・・ボクは谷崎
　 探偵社で手代みたいな事をやってます。
　 そンでこっちが」

ナ「妹のナオミですわ 兄様のコトなら・・・何でも知ってますの」
えーっと・・・何ていうか・・・その・・・

敦「本当に兄弟ですか？」

ナ「あらお疑い？」
あ・・・なんか変なボタン押したかもしれない

ナ「勿論どこまでも血の繋がった実の兄弟でしてよ・・・？
　 このアタリの躯つきなんてホントにそッくりで・・・・ねえ 兄様？」
ええ・・・でも・・・

国(こいつらに関して深く追求するな！)

あ・・・はい

テレパシー・・・出来たんだ・・・国木田さん

敦「そういえば皆さんは探偵社に入る前は何を？」

シーン・・・

あれ？僕何か変なこと云ったかな？

太「何してたと思う？
　 定番なのだよ新入りは先輩の前職を中てるのさ」

敦「はあ・・・じゃあ・・・谷崎さんと妹さんは・・・・学生？」

谷「おっ中った 凄い」

ナ「どうしてお分かりに？」

敦「制服を着ていますので。谷崎さんは齢が近そうなので勘です」

太「やるねえ じゃあ国木田君は？」

敦「教師とか・・・ですか？」

太「中りだね 数学の先生だったのだよ国木田君は」
へー・・・何か想像できます

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