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11話【合流と開始】 ページ12

相手を観察していると、建物の隙間から人影が見えた。
その辺も注意して観察を続けていると、人型の方に変化炸裂弾が飛んできた。
誰か射手隊員が駆けつけたのかもしれない。

次の瞬間、駿が敵に突撃してきた。
そして米屋先輩の奇襲。
またまた変化炸裂弾が飛んでくる。

今、宇佐美先輩の手助けはない。
連絡すればして貰えるようにして、他に集中して貰うようになっている。
なので射手が誰か分からない。が、私が見に行けばいいのだ。
建物から建物へ隠れながら移動し、射手がいるであろう方向へと走る。

「あ、出水先輩じゃあないですか」
「じゃあないですか……って、お前気付いてなかったのかよ」
「今オペいないので本部頼りなんですよ。
とりあえず2人には私がいるの伝えておいてください」

そう会話しつつ、私は相手をじっと観察する。
出水先輩は合成弾の準備をしていた。

「ありゃ、これは失敗ですね」
「お前も突っ立ってないで手伝えよ」
「奇襲中に突っ込めと?」

出水先輩が準備していた合成弾も的中はしたが、ダメージになっているのか分からない。
すると、相手も弾を撃ってきた。

出水先輩の反対側にいる私の方へ。

だが私は二階にいる。危うく無駄死にするところだった。
多分、相手が出水先輩のいる場所を予測して撃ってきたのだろうが、宛が外れたようだ。
人型も手応えがないように感じたのか、微妙な表情だ。
と考えていると、突然人型が飛んだ。
飛んだ!?

「こういう場合は、同時に相手をしないことだ!」

相手がそう言うと同時に、弾丸の雨が降り注いだ。

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名無しのしらゆき(プロフ) - 友人に編集を任されました。 奴は話を考えるだけなのと、基本シャイなので私が代わりに返信などを打ち込みます。 奴が返信した際は遠慮なく褒め潰してやってください。よろしくおねがいします。 (2021年2月15日 23時) (レス) id: 9ad50e2ee7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作成日時:2021年2月15日 23時

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