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「妙だな、全く」
爽やかな風がヒュウヒュウと吹き付けるなか、朝日が昇ってきた。
その男は頭をかいて小さく笑った。そのまま、柔らかい調子でことばを選び出す。
「住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ」
「短歌？」
「住之江の岸に寄せる波の「よる」じゃないけど、夢の中でさえどうして逢いに来ないの？私への想いはもうないの？みたいな意味だ」
「(名前)は物知りやなぁ。夢、だから？」
傍らのもう一人の男にそう問われ、(名前)と呼ばれた男は頷いた。
「昔と何一つ変わらねえんだよ。
おれ達は夢うつつのまま、
夢を見てるんだろうな」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
アヅマです。
続編です。
前編はこちら→夢というにはあまりにも【男主】【山田哲人】
※不定期更新
※関西弁わかりません
※野球は見るだけの人間が書いてます
※作者地方住みなので神宮に詳しくない
※この小説は実在の人物や団体とは何の関係も御座いません。
それでは引き続き、お楽しみ下さい。執筆状態：続編あり(連載中)
「妙だな、全く」爽やかな風がヒュウヒュウと吹き付けるなか、朝日が昇ってきた。
その男は頭をかいて小さく笑った。そのまま、柔らかい調子でことばを選び出す。
「住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ」
「短歌？」
「住之江の岸に寄せる波の「よる」じゃないけど、夢の中でさえどうして逢いに来ないの？私への想いはもうないの？みたいな意味だ」
「(名前)は物知りやなぁ。夢、だから？」
傍らのもう一人の男にそう問われ、(名前)と呼ばれた男は頷いた。
「昔と何一つ変わらねえんだよ。
おれ達は夢うつつのまま、
夢を見てるんだろうな」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
アヅマです。
続編です。
前編はこちら→夢というにはあまりにも【男主】【山田哲人】
※不定期更新
※関西弁わかりません
※野球は見るだけの人間が書いてます
※作者地方住みなので神宮に詳しくない
※この小説は実在の人物や団体とは何の関係も御座いません。
それでは引き続き、お楽しみ下さい。執筆状態：続編あり(連載中)
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にゃあ - お久しぶりです。続き、読まさせていただきます。 (2020年3月16日 12時) (
レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
アヅマ(プロフ) - にゃあさん» いつもコメントありがとうございます。更新まっていてくださって有難い限りです。更新できるときにしていきたいと思っております、お待ちいただけると嬉しいです。 (2020年3月6日 0時) (レス) id: 7a303d5d51 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - これからも更新、楽しみにしています。ファイトです。 (2020年3月4日 22時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - アヅマさん» お返事ありがとうございます。頑張ってください。応援しています。 (2020年3月3日 23時) (レス) id: b71c4a4ed9 (このIDを非表示/違反報告)
アヅマ(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます。ニヤニヤしていただいてなによりです。またお知らせはしますがかなり更新が不定期になります…これからも気長に見守っていただけると幸いです。 (2020年3月3日 21時) (レス) id: fd5f4abe69 (このIDを非表示/違反報告)
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