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御幸(ボールから入るぞ)

栄純(際どいところに!!)









4番打者に対する

フォアボール後の初球、1球目

打者は投げられた球をすぐに打ち返しライト前へと飛ばした









A「白州先輩バックホーム!!」









飛ばされた打球をしっかりと掴み取った白州はそのまま一気にホームにいる御幸へ

ストライク返球

頼りになるバックの守備に大きく助けられた









御幸「悪いもっと明確に外せと言うべきだった」

栄純「さーせん、ストライク欲しがっちゃいました」

御幸「ランナー2,3塁、切り替えていくぞ」

栄純「はい!!」









3塁ランナーが美馬になった今

セーフティースクイズがある可能性も高いと判断し内野の守備位置を前進守備に変更









東条「沢村!ワンアウト!」

倉持「攻めろ沢村!!」

春市「打たせていこう!!」

栄純(これだけ頼れるバックがいるのになに前のプレー引きずってんだ)









大事なのは次の1球

勝負は一瞬で決まる









A(ランナーが動いてない、やっぱりセーフティースクイズでくるか)

栄純(1球で決まる!!)









5番打者に対する1球目

打たれはしたものの判定はファール

終盤に行くにつれ球速が落ちるどころかどんどん球のキレが増し始めた









由井(ピンチの時ほど強気に)

A「ナイスボール」

御幸(内に意識をつけた、最後は外にこいつを)









ピンチの時ほど強気に攻める

目の前のことから逃げていたら、守りに徹していたら何も始まらない

逃げずに正面から強者に挑む姿勢を崩さない









栄純(全てはチームの勝利のために)

栄純(近づきたい、この夏のために!!)









結果この回も好投を見せ攻守交代へ

次の回で青道は一気に2点追加点を獲得した









A(向こうのピッチャーは全球カーブを投げるほどムキになってる)

A(栄純を相手に1点も取れてないからムキになってもおかしくはないけど)









2点追加点を獲得し守備で抑えたあとの

攻撃の場面栄純が打席に入るも全て三振

前と比べればちょっとは打つことができるようになってきたがまだまだだ。









栄純(三振したことは悔しい、けど…思いっきり悔しがれることが今は楽しい)

栄純(こんなに強い相手と互角以上に戦えてることに興奮する…!!)

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年10月26日 10時

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