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春市(2人の成長が速すぎて…けど、置いていかれるつもりはないから…!)
どんどん成長する同級生がすぐ隣にいるからこそもっとさらに強く成長できる
切磋琢磨する関係にあるのは降谷と栄純だけじゃない
春市も含め3人でお互いを高めあっているのだ。
御幸「あれ捕るかよ」
続いて打席に入った白州が初球から打ちに行くもののセンター美馬が守り
打順は進んでいよいよ4番、御幸へ
A(かなり際どいところに投げてくる…コントロールが凄いんだな、この投手は)
現在4番御幸を相手にワンボールツーストライク
これはボール球が3つ使えるピッチャーにとって有利なカウント
御幸(スライダー、低めに集めてくるか?)
御幸(それとも外にもう1球)
警戒しつつも相手ピッチャーが投げた球は
高めの釣り球、と見せかけコースギリギリ
御幸(やられた)
判定はストライクバッターアウト
今 王野が投げた球は今日イチのストレート
金丸「マジか…御幸先輩が」
3回の表 青道が守備、白龍が攻撃の場面
ノーアウト 一塁
九条(また違うパターンの牽制、結構器用なピッチャーじゃん)
九条は白龍で1,2を争う脚力の持ち主で仕掛けるタイミングを任せられる選手
そんな相手に栄純は上手いこと牽制を入れている。
栄純(リードが小さくなった)
前園「スチール!!」
ボールを投げた瞬間スチールをしかけた白龍のランナー、九条
それを気にせずしっかりと御幸の構えるミットへと投げ込んだ栄純
そして流れるように素早く御幸が倉持へ送球し完璧に阻止。
A(味方だからすごいって心の底から感心できるけど相手だったらすっごい嫌)
A「いい肩してるの、なんかムカつく」
内心すごいと思いつつも素直に認めて褒めることができないのがAの通常
もちろん今のプレーの判定はアウト。
栄純(ベースの上ドンピシャ!流石っす!)
御幸(あれだけランナー釘付けにしてくれたらな、刺さないわけにはいかないだろ)
前の打席でチェンジアップを打たれた相手に対して再びチェンジアップを投げる
いつにも増して強気なリード
ツーアウトという有利な状況で迎えた次の打者は美馬
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作者名:ちあき | 作成日時:2020年10月26日 10時