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片岡「その日はマスコミも何社か来るからな、しっかり調整して万全の状態でマウンドに立て」









マスコミが来るということは相当注目されている試合

それもそのはず、だって白龍は……









栄純「白龍って…どの白龍でしたっけ!?」

御幸「センバツ出てた群馬の白龍だよ」

栄純「ええ!?センバツ!?」

御幸「そこ驚くとこじゃねーから」









春のセンバツにも出場していた群馬のトップレベルのチーム

かなり対戦相手としてレベルが高い。

そんなチームを相手に、先発に指名された栄純がどれ程のピッチングができるのか

今から大きな期待が高まっていく。









A(すごい…公式戦じゃないのにかなりの人が入ってる)









ゴールデンウィーク中様々な場所で様々な学校が遠征し、練習試合を組んでいる中

この日は群馬のセンバツ代表校白龍と同じくセンバツ出場した青道の練習試合当日。

公式戦ではないのにその組み合わせからか注目度があり人が集まっている。









A(相手は平均塁間タイム4.1秒、化け物揃いの超機動力野球が持ち味の白龍)

A(となると大体の人が望んでいたのはその"機動力"と"剛腕"の対決だろうな)









白龍の最大の持ち味と言っても過言ではない圧倒的な機動力

それに対し青道のエースナンバーを背負う剛腕投手、降谷がどんなピッチングを見せてくれるのか

きっとこの会場に足を運んだ人の大半はこれを期待していたことだろう。









佐々木「センバツ以降、選手のやりくりに苦労してるのはうちも同じ」

佐々木「降谷くんが投げないのにも事情があるのだろう」









試合中はストップウォッチを手放さないことがすっかりおなじみとなった白龍の監督

佐々木監督は今回降谷が先発を務めない事実に何か事情があると見た。









佐々木「たしかに甲子園では本郷正宗と投げ合い騒がれたが…このチームのキーマンは他にいる」









相手の佐々木監督が警戒の目を光らせている

試合の勝敗の鍵を握る青道のキーマンとは

甲子園での盗塁阻止率8割、世代最強と呼び声高い









佐々木「超高校級 正捕手、御幸一也」









青道の守備の要で4番 御幸

投手としては降谷が1番警戒されているが

御幸に至っては守備面でも攻撃の面でも敵にとっては一切の油断を許されない相手。

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年10月26日 10時

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