嫁いだ先は【波羅夷空却】

嫁ぎ先31 ページ32

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遊園地デート当日






入口からジェットコースターが真上を通っていて、色んな人の叫び声が聞こえる





『すごい迫力ですね...』



｢拙僧は乗らねぇからな｣



『私だって乗りませんよ』







空却さんはこの日を楽しみにしてくれていたのか、いつもよりおしゃれで機嫌がいい


ピアスも新しいの着けてるし






｢ほら、早く行かねぇと並んじまうぞ｣



『わっ、そんな急に走らないでくださいよ！』





今だって私の手を引っ張って中に入ろうとしてる


なんだかいつもより無邪気で可愛い






この遊園地は絶叫と子供用と大きく2つに分かれていて、中間として観覧車やメリーゴーランドなどがある





『どうします？子供用のとこ行きます？』


｢いいんじゃねぇの？逆におもしれぇかもしんねぇしな｣



『じゃあ向こう行きましょうか！』







〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



『ふぅ〜、乗った乗った』



｢なんでそんな元気なんだよ...｣



結局、子供用エリアの乗り物を制覇してきた

中には少しだけ落ちるものもあって、空却さんはそれにありえないぐらいびびってた





『まさか空却さんがあそこまで絶叫苦手とは...』



｢あの落ちる感覚がムズムズして気持ちわりぃんだよ！！｣




逆に私は全然大丈夫で、試しでジェットコースターに乗ってきたらめちゃくちゃ楽しかった


待ってた空却さんに引かれたような目されたけど






『じゃ、そろそろ観覧車乗りましょっか』



｢おう。時間的にそれで終わりだな｣



『いっぱい乗りましたからね〜。また来ましょうね』



｢今度はもっと難易度低いとこな｣



『空却さんレベルでいける遊園地ないと思いますけど...』




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イメージ的には富〇急みたいな感じです

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