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『むむむむ。話し合っても切りがないですね』
お互いが何処で寝るのか争いはまだ終わっていなかった
あれから20分くらいズルズルと話し合っているんだけど、私と赤羽くんの意見は全く一致しない
私は公平を期すために、ベッドで一緒に寝たいのに
彼はずっと無理と言い張る
こうなったら……
不意打ちじゃんけん作戦だ
『ご主人様！私にナイスな提案がありまーす！』
「何？どうせろくでもな……『じゃんけんぽん！』
彼が言い終わる前に勝手にじゃんけんを始めて
私はパーを出した
彼は急のことでグーを出していた
『わーい！私の勝ちです！』
「ねぇ何がしたいの？なんか腹立つからこのままグーで殴っていい？」
『ちょ！ストォォォップ！手振りかざないで！』
いけないいけない
これだとただじゃんけんして勝った人になってる
『それじゃあ、私が勝ったので私の意見通させて貰いますね』
「は？意味分からないんだけど。しかも俺がそれに従うとでも思ってんの？」
『くっ！手強い！だったら次はしりとり勝負でどうですか？』
「誰が嬉しくて深夜からしりとり始めるの？」
『それは言えてる』
だったらどうやって決めるんだよ〜っと悩んでいると、彼はスタスタとソファに向かって歩き出して
そこに腰掛けた
「じゃ、俺眠いからもう寝るわ」
『あ！ずるーい！』
「フンッ。不意をついてじゃんけんする奴に言われたくないね」
そう言って彼は仰向けになって寝転んだ
こうなってはどうすることも出来ない
私も渋々と彼の部屋のベッドに入ることにしたが……
予想外の事が起きてしまって全然寝付け無かった
＊
彼の部屋は割と綺麗だった
窓際の方に清潔感のある白いベッドがあって、それの上にふわふわの掛け布団が置かれている
よいしょ、と中に入って最初の数分間だけは目を閉じれていたが……
私は布団に微かに残る彼の匂いに ── まるで彼に抱き付かれている心地がして、ドキドキしてしまい目が冴えていた
こんな状態で朝を迎えろって言うのか！
到底、寝れる訳が無いのでリビングに戻ることにした
『ご主人様。やっぱり交代して下さい』
「諦めが悪いね。もう25時回るよ？」
『そうじゃないんです。布団からご主人様の匂いがして寝れません。抱き付かれているみたいで落ち着けないです』
「あー、もう分かったからそれ以上言わないで」
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ハバネロ(プロフ) - 咲来(名前)さん» コメントありがとうございます！(＊´ ∨｀)とにかく明るくて、馬鹿っぽい女の子を書きたかったのでそのように言って貰えて良かったです！現在パート3まで出ているので是非そちらも読んでみて下さいね^^ (2019年6月18日 22時) (
レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
咲来(名前)(プロフ) - 主人公がとってもおもしろいくて、私大好きです、もちろんカルマ君も大好きです、これからも応援してます！ (2019年6月18日 13時) (レス) id: aedff0aee4 (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - あんな、ケンカを売るような言い方でしたのに、許して頂いてありがとうございます。 これからも、この小説を楽しみにさせていただきます (2019年5月27日 8時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - 鶴さん» いえいえ大丈夫です(*´-`*)この件に関して鶴さんが責任を追う必要はございませんのでご安心下さい。今後このような事態を起こさない為にもしっかり対応の方をさせて頂きますので、いつも通り作品を楽しんで下されは幸いです(＊´ ∨｀) (2019年5月26日 18時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - 作者様私のコメントも不快でしたり、誤解を招く可能性がありました不快にさせてしまいましたら大変申し訳ありません (2019年5月26日 13時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハバネロ | 作成日時：2019年5月17日 1時
